「週刊ザテレビジョン」の創刊以降、各種メディア対応の情報誌を立て続けに世に送り出し、都市情報誌「東京ウォーカー」を誕生させる。その成功によって、“情報誌の角川”と呼ばれるまでになる。
1982(S57)
つかこうへい「蒲田行進曲」が第86回直木賞、同じく、村松友視「時代屋の女房」が第87回直木賞と連続受賞。「週刊ザテレビジョン」創刊。
1983(S58)
「新編国歌大観」(全5巻10冊)刊行。ゲームソフト情報誌「コンプティーク」創刊。「幻魔大戦」「時をかける少女」「探偵物語」「里見八犬伝」公開。
1984(S59)
「第四の核」(上・下)発売、60万余のベストセラーに。「週刊ザテレビジョン」北海道から沖縄までカバーする全国15版体制に。
1985(S60)
アニメ情報誌「Newtype」、少女コミック誌「ASUKA」を創刊。
1986(S61)
NHKの大型番組の出版化「ドキュメント昭和」(全9巻)刊行。
1987(S62)
「とれたての短歌です」に新買切り制を採用して出版界に反響。「ビデオでーた」「CDでーた」創刊。
1988(S63)
角川本郷ビル完成。「富士見ファンタジア文庫」「スニーカー文庫」創刊。
1989(S64・H元)
角川文庫創刊40周年。「角川文庫の名作100」「ビッグスペシャル」フェアを展開。
1990(H2)
「東京ウォーカー」創刊。「角川日本地名大辞典」完結。流通部門の強化を図り、新流通センターを埼玉県三芳町に竣工。角川映画15周年記念作品「天と地と」公開。
1991(H3)
「ふるさと大歳時記」(全8巻)刊行開始。
1992(H4)
「ルビー文庫」創刊。
1993(H5)
ザテレビジョン、角川メディアオフィスなど関連会社を吸収合併。角川歴彦が代表取締役社長に就任。