KADOKAWA グループアニメスタジオ

株式会社キネマシトラス アニメーター/演出・原画 佐藤陽将さんのメイン画像

先輩社員INTERVIEW

一人ひとりの「やりたい!」
「こうなりたい!」を尊重し、
機会をくれる会社。
佐藤陽将
株式会社キネマシトラス
アニメーター/演出・原画

これまでの主な担当作品例:

『わたしの幸せな結婚』1期・2期、『盾の勇者の成り上がり』Season3、『カードファイト‼ヴァンガード will∔Dress』season3、『さよならララ』パイロットフィルム

PROFILE:

進学した美大で油絵、書道、版画、彫刻、実写と様々な表現手法に触れるなか、アニメ制作の魅力を知りアニメーターを志す。新卒入社、現在5年目。動画、動画検査、LO原画、演出と着実にステップアップしてきた。

入社3年目で演出に。想定外の速さでステップアップ。

書道が大好きな子どもでした。モノクロの線と向き合い、何枚も、何枚も筆をふるうことで精度をあげていく。それがとても楽しい時間でした。アニメ制作とは美大の講義で初めて出会いましたが、「アニメの作画と書道には通ずるところがある。自分の性に合っているな」と感じました。やってみたら、やっぱり楽しくて。専攻していた油絵そっちのけで、アニメーションの勉強や創作活動にのめり込んでいきました。

現在、5年目。想定よりも早く様々な仕事に関わらせてもらい、貴重な経験を積ませていただきました。入社1年半ほど動画マンとして活動した後、2年目の夏頃には『わたしの幸せな結婚』で動画検査・演出協力を、そして3年目には『カードファイト‼ヴァンガード will∔Dress』season3で演出、4年目は『さよならララ』パイロットフィルムの原画をはじめ、社内作品を中心に演出や原画に携わらせてもらいました。演出の仕事には入社前から強い関心を抱いていましたが、まさかこんなに早くチャンスが来るとは想像もしていませんでしたね。

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豊富な研修機会。憧れのアニメーターがすぐそこに。

ここまで早く成長してこられたのは、キネマシトラスが学びの機会に溢れているからだと感じています。まず、研修機会がとても豊富です。例えば1年目の終わりからは、演出の仕事を学ぶ社内研修「演出講義」に参加。外部の監督さんらを講師に、半年ほどかけて行う実践的な講義を受けました。他にも、社内の先輩アニメーターや仕上げや背景の部署の方たち、あるいは社外の演出家さんなどを招いた研修・講義もたくさん。若手アニメーターにとって、本当に刺激的な環境がここにはあります。

研修だけでなく、日常的に得られる学びや刺激もたっぷりです。キネマシトラスの先輩たちは、若手の成長に積極的に関わってくれます。いただくアドバイスは丁寧で、とても論理的でわかりやすい。「アイデアはあるのですが、実現の仕方がわからないんです・・・」と相談すると、「こんな方法があるよ」といろんな引き出しを提示してくれることもあります。仕事中、いつでも誰にでも相談できる空気が社内には漂っていますね。小出卓史さんや谷紫織さんをはじめ、学生時代に憧れていたアニメーターさんがふらっと私の席にやってきてアニメ談義をしていくこともしばしばで、なんだか不思議な感覚です。

一人ひとりの悩みにも、会社として寄り添ってくれる。

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現在の目標は「作画監督相当のスキルを持つ演出家」です。 最近の「演出が仕事の中心」となりつつある状況から、目標のために一度作画に専念する期間を作りたいと考えています。 理由として、私の原画歴の浅さから、演出作業を進めるうえで壁にぶつかることが多々あったこと。そして、いまのキネマシトラスの現場は作画・演出の両方面とも造詣の深い方が多く、その仕事ぶりを間近で見て感銘を受けたことが大きいです。 このような身の振り方の相談についても会社は柔軟に応じてくれて、アニメーターに専念する期間も今後設けていただく予定になっています。自分のやりたいことや将来の夢があったら、きちんと周りに表明する。そうすると、一人ひとりのやりたいことを尊重してくれ、理想の将来につながるような機会やきっかけをくれる。それもキネマシトラスのいいところだと実感しています。

正直、学生時代はアニメ制作現場に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。時間にルーズで、みんな目の下にクマをつくっている。そんな想像もしていました。でもこの会社に入って、そのイメージは完全に払拭されました。特徴的なのは、業務管理課という部署の存在。週に1度、30分ほどの面談を行い、「業務量は適正か?」「困っていること・相談ごとはない?」「こんな仕事があるけれど興味ある?」といった会話をし、仕事の割り当てを一緒に検討したり、働き方などで改善点があれば実際に動いてくれたりするんです。今の職場環境に不満を感じることがほとんどないため、面談は雑談で終わることもしばしばですが、こうしたバックアップ体制が万全だからこそ、のびのびと仕事ができるし、思いきったチャレンジもできるんだなと私は思っています。

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