CG制作の全工程を請け負えるENGI。
CG制作は、チームワークです。モデル、リギング、アニメーション、テクスチャー、エフェクト、コンポジット、背景といった各工程の専門技術を持ったクリエイターたちが、バトンを受け渡すようにしてものづくりを行っていきます。そのなかでプロデューサーはチーム全体をとりまとめ、クリエイターの能力を最大限に引き出していくことが役割です。特にENGIはCG制作の全ての行程を自社で請け負える体制を整えていますので、CGの1から10までに触れることもでき、やりがいも学べることも大きいですね。
具体的な業務はタスク整理からスケジューリング、スタッフィングにクオリティチェックなど、やるべきことは多くなりますが、基本的なマニュアルや業務を円滑に進めるためのツール類も揃っているので、とても仕事がしやすい環境です。納品前など特別忙しい時期であっても残業は1〜2時間程度、普段はゼロです。有給をとりづらいという空気も一切なく、各自が自分の業務に合わせて自由に取得していますね。

正解はない。
しかし、新しい可能性に溢れた領域。
ENGIでCG制作に携わる魅力はやっぱり、どこより可能性に溢れていること。この分野には、正解がありません。時間をかけようと思えばいくらでもかけられるし、こだわろうと思えばいくらでもこだわれる。なおかつ、活用するテクノロジーももの凄い速さで発展し続けていて、今日できなかったことが明日にはできるようになったりもする。そんな未知数だらけの環境で試行錯誤していくので、世界的にもまったく新しい手法、新しいテイストの映像を自分たち発信でつくれてしまう可能性があるのです。
そしてENGIには、「誰も見たことのない映像をつくるのは自分たちだ」、「世界の人の心に響く、新しい作品をつくっていこう」という意欲に溢れた人ばかりが集っています。「これくらいでいいか」と妥協するような人は一人もいません。また会社全体を見ても、作画、デジタルコンテンツ、遊技機と様々な部署があり、互いに連携しながらまったく新しい科学反応を起こしていくこともできます。もっと言えば、KADOKAWAグループとして、他アニメスタジオさんとの協働が今後ますます増えていくでしょうから、それぞれのスタジオが持つ技術やスタイルを融合させて、コラボレーションしていくことも楽しみです。実際、各社のクリエイターさんとも「今度一緒にこういうことできたらいいですね」、「一緒にこんな作品つくったら面白い!」という話もしています。夢は膨らむ一方。本当にドキドキわくわくする環境です。
一人ひとりの「やりたい!」が
CGの未来を拓く。

新しいことに貪欲になれるのは、ENGIの風土のおかげもあるかもしれません。自分のやりたいことを発信するのに、上下も経験年数も関係ありません。新人もミドル層もベテランも、一人ひとりが「これをやりたい!」、「これをやろう!」を発信し、実際に着手していける環境です。来年以降、新しいことに挑戦したいというモチベーションに溢れた人がまた次なる仲間になってくれたら、ますますこの会社は盛り上がっていくだろうとも期待しています。
残念なことに、「米国と比較して日本のCGは遅れている」と言われてしまうことがあります。でも私はそれに異を唱えます。日本でしかつくれないアニメがあるのと同じように、日本でしか生まれないCG映像表現があるはずです。グループ全体の仲間となら、それがつくれる。私はそう確信しています。すでに、ENGIがこれまで手がけてきた作品を見て、最近は国内スタジオだけでなく、欧州や米国のアニメ会社から協働のお声がけをいただくことも増えています。ENGIの名が、徐々に世界に広まりつつあるんです。世界中の人たちの心を動かす映像を、ENGIから! 私たちが世界を驚かす日は、そう遠くはないかもしれませんね。