新しい楽しさを
探求して、
IPの価値を
最大化する。

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TSUBASA KOIKE

小池翼

コンテンツ事業局 メディアミックスライツ部 ライツ企画2課/ライツ営業課
2016年入社/法律学科卒

PROFILE:高校時代からボカロコンテンツにハマり、自らもヴァイオリンを奏でながら友人とともに楽曲づくりに励んだ。就活では、「新しいことをする余白が一番大きいから」とKADOKAWAへ。入社後、営業を経験した後、ライツ事業局へ。IPのポテンシャルを最大化する仕事に従事している。

新しいことが起こる予感。

昔から新しいもの好きな人間で、学生時代はボカロPの活動にハマっていました。リアルの友人達には内緒で制作した楽曲をニコニコ動画にアップし、ネット上のユーザーから反応をもらえるのはうれしかったなぁ。即売会に参加したりオフ会も開催しました。ネットを通じて双方向で楽しめて、オフラインでも人と会ってワイワイ盛り上がれる。漫画やアニメも好きで昔から観ていましたが、ボカロは大勢で楽しみを共有できる点が当時としてはとても新しく感じ、面白かったんです。就活では、メガバンク、不動産なども含め幅広く視野に入れていました。様々な業界を見たなかで、新しいもの好きな自分が一番気になったのがKADOKAWAでした。当時はちょうどドワンゴと合併したばかり。合併のニュースを見て、「コンテンツ企業とIT企業が合体?! 一体何が起こるんだろう?」と感じたのを覚えています。それと同時に、可能性の余白がどこまでも広がっているのだと思いました。「KADOKAWAなら、自分も何か新しいことに取り組めるかもしれない」。そして入社を決めました。
現在、ライツ事業局で“IPが放つ価値を最大限に高めていく”という仕事をしています。具体的には、アニメ作品のライセンスアウト窓口として、フィギュアなどキャラクター商品企画やゲームとのコラボの企画や、広告宣伝とのタイアップ、あるいは自治体とのコラボでの町おこしなどなど。KADOKAWAの全作品を武器に営業できるので、様々なライセンスビジネスを企画・立案・実施をしています。海外事業局との連携による各国でのビジネス展開も増えていますね。

あらゆるニーズに
応えられる、無数のIP。

仕事では、編集部側から「この作品で、何か面白い展開できない?」と相談を受けることがあれば、こちらから「このIPを活用して新しいビジネスやりませんか?」と企画を持ちかけることもあります。クライアントとなる企業や自治体から、「KADOKAWAのIPの力を借りて、うちの商品やサービスを盛り上げて欲しい」と引き合いをいただくことも多くありますね。そんなときには、KADOKAWAの強みが存分に発揮されます。KADOKAWAは、女性向け、男性向け、大人向け、子ども向け、コアなファンに刺さるものと、多種多様なIPがあります。さらには、メディアも多様。あらゆる消費者層に届くコンテンツとメディアを持っている。だからこそクライアントのあらゆるニーズに応えることができるんです。
仕事の魅力は、ファンとつくり手、双方から喜びの声をいただけること。面白いコラボやタイアップを実現できると、ファンの皆さんはもちろん作者の方々からも「フィギュアはずっとつくりたいと思っていたんだ」、「こんな展開をしたかったんだ」と言っていただけることもあるんです。

長年積み重ねてきたIPで、
新領域にもチャレンジ。

富士急ハイランドさんと『Re:ゼロから始める異世界生活』とでコラボしたイベント、「Re:ゼロから始める富士急ハイランド生活」は印象に残っている仕事の一つです。この実現にはアニメ委員会関係者の多くの方の尽力で成り立ったものですが、自分が仕事の中で築いてきた富士急ハイランドさんとの関係値を活かして、KADOKAWA作品とのコラボという形に落とし込めた企画でした。描き下ろしイラストによるアトラクションのラッピング装飾、各キャラクターによる特別園内放送、ARゲームにコラボフード/コラボグッズと、盛りだくさんな企画が実現し、アニメ制作局や編集部からも「いつかこういうことができたらと思っていた!」と言ってもらえました。声優さんたちも喜んでくれて、開催期間中に遊びに行ってくれたそうです。
これからもそうしたユニークで楽しい企画の実現に貢献していきたいですね。KADOKAWAは“今話題の新作”だけでなく、長きにわたって“名作の数々”を生み出してきました。例えば、僕が小さい頃に楽しんでいたコンテンツを再び表舞台に登場させ、大人なった人たちを新しい切り口から楽しませる。そんな展開にも取り組んでいきたい。また個人的には、新領域にもどんどん踏み込んでいきたいと思っています。最近は、メタバースやNFTという言葉が注目されていますが、そうした世の中の新しい流れを敏感にくみ取って、上手く活用できたらまた面白いことが起きるんじゃないかと考えています。模範解答のない仕事だからこそ、前例がないやり方や斬新な展開方法にも力強くチャレンジしていく。そして、ムーブメントを起こせるようなアプローチを生みだしていきたいと思っています。

※記事内容は、取材当時(2021年12月)のものです。

WORKS 担当案件

  • 『デート・ア・ライブⅣ』

    デレて好感度MAXに達した精霊とキスをすると、彼女たちの霊力を封印し、己の力にも転換できる――。そんな異能の力を持った五河士道の戦争デートが、また始まる。アニメシリーズ最新作『デート・ア・ライブIV』は、2022年4月より放送開始。
    ©2021 橘公司・つなこ/KADOKAWA/「デート・ア・ライブⅣ」製作委員会

  • 『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』

    転生×無敵のアサシンズ・ファンタジー! ライトノベルを原点に、コミック、アニメetc. へとメディアミックス展開が加速中。テレビアニメ版は、各配信サービスにて順次配信!
    © 2021 月夜 涙・れい亜/KADOKAWA/暗殺貴族製作委員会