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「時代遅れ」な昭和の粋芸人がはじめて明かした、波乱の50代——。
「50代って難しい…。それでもオレは美しく枯れていきたい」
前作『粋な男たち』から約5年半余りのときを経て、著者・玉袋筋太郎を取り巻く環境は激変した。2020年、オフィス北野から独立しフリーに。兄弟弟子である「たけし軍団」から離れ、「浅草キッド」の相棒である水道橋博士、師匠であるビートたけしとの距離も遠のいた。初孫という新しい命に喜びを感じながらも、母親は認知症を患い施設に入った。長年連れ添った妻は、ある朝、家から出て行った…。
仕事の人間関係、夫婦仲、家族構成にも変化が訪れる波乱万丈な50代——。「時代遅れ」な昭和の粋芸人が語り尽くした、悩めるすべての大人たちに捧ぐ、人生後半戦の歩き方。
書誌情報
書名:『美しく枯れる。』
著者名:玉袋筋太郎
刊行日:2024年3月28日
税込定価:1,760円(本体1,600円+税)
体裁:四六判並製・240ページ
発行:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-114221-9
https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000648/
https://www.amazon.co.jp/dp/4041142210
著者プロフィール
玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう)
1967年、東京新宿生まれ新宿育ち。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りし、1987年に水道橋博士とお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。2020年、独立しフリーに。著書に、『粋な男たち』(角川新書)、『スナックの歩き方』(イースト新書Q)、『新宿スペースインベーダー昭和少年凸凹伝』(新潮文庫)など。そのほか、「町中華で飲ろうぜ」(BS-TBS)、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)コメンテーター、「金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ」(TBSラジオ)パーソナリティなどでも活躍中。スナック好きが高じて赤坂に「スナック玉ちゃん」を開業、自身も不定期で店に立つ。一般社団法人全日本スナック連盟会長。
目次
はじめに――50代を迎えて、オレの人生は激変した
第1章 人間関係って大変だよな
第2章 「発酵」した50代の仕事観
第3章 夫婦ってなんだか難しい
第4章 新しい命と消えゆく命とともに
第5章 「人生」のこと、考えてみよっか
おわりに――美しく枯れるために