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競馬界きってのトップジョッキーが、調教師へ転身するタイミングで初著書を上梓――27年間の「思考」と「決断」のすべてがここに!
著者の福永祐一氏は、日本の競馬界を代表するジョッキーとして活躍。2018年にワグネリアンで日本ダービーを制覇、2020年にはコントレイルで無敗のクラシック三冠を達成しました。そんな全盛期の最中に騎手を引退することを決意し、難関と言われる調教師試験を一発合格。2024年3月6日付で「福永厩舎」を開業します。競馬界屈指の理論派と称される福永氏を動かした決断の裏には、どのような背景があったのか――? セカンドキャリアとして調教師に転身する3月のタイミングに、現役時代を駆け抜けた27年間の軌跡とその思考のすべてを明かします。
本書では、自身の騎手人生を振り返り、誰もが「天才ジョッキー」と評した父・福永洋一とのエピソードから、「“勝ちたい”という気持ちをいかに抑えられるか」「自分にとっての最適な緊張感を知る」といった長年のジョッキー生活で培ったメンタルコントロールについても、あますことなく公開しています。
競馬ファンのみならず、ビジネスパーソンやスポーツをするすべての方におすすめの1冊です。
【内容について】
「天才の息子なんだから、自分もその可能性があるかも」
なんて心の片隅で思っていたが、残念ながら……
自分は天才ではなかった。
もっと言えば、センスすらなかった。
その事実を早々に思い知らされ、
ジョッキーとして等身大の自分と向き合い続けた
27年間を振り返ってみよう――。
(本書より抜粋)
【目次】
まえがき──「最初の決断」
第1章 コンプレックス
第2章 岩田康誠
第3章 執着
第4章 慢心と攻撃
第5章 ダービー
第6章 欲のコントロール
第7章 直感と心の声
第8章 影響~福永祐一を作った人々
第9章 パーソナリティ
第10章 転身
「最後の決断」――あとがきに代えて
【著者プロフィール】
福永祐一(ふくなが ゆういち)
1976年生まれ。父は現役時代に「天才」と呼ばれた元騎手の福永洋一。96年にデビューし、最多勝利新人騎手賞を受賞。2005年にシーザリオでオークスとアメリカンオークスを制覇。11年、全国リーディングに輝き、JRA史上初の親子での達成となった。18年、日本ダービーをワグネリアンで優勝し、父が成し遂げられなかった福永家悲願のダービー制覇を実現。20年、コントレイルで無敗のクラシック三冠を達成。23年に全盛期での引退、調教師への転身を決断。自身の厩舎を開業してセカンドキャリアをスタートさせる。
【書誌情報】
書名:俯瞰する力 自分と向き合い進化し続けた27年間の記録
著者: 福永祐一
発売日:2024年3月1日(金)
定価:1,760円(本体1,600円+税)
体裁:四六判/242ページ
ISBN:978-4-04-606707-4
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書籍詳細サイト
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