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皆さん、「緩和ケア」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
多くの方が、がん治療がうまくいかない終末期の方の治療と考えているかもしれません。
しかし、そうではありません。
緩和ケアを通して、治療や病気に伴う痛みだったり、死への恐怖を抱えている方などに寄り添い、一緒に悩みを解決していく療法なのです。
緩和ケア医として長年がん患者と向き合ってきた著者は今年、自身ががんを発症。
患者としての経験も経た著者は、あらためて緩和ケア的な要素を取り入れた生き方の重要性を実感しました。
本書には、これからの生き方について考え直し、より充実した日々を過ごせるためのヒントが数多く書かれています。
明日を生きるすべての人に読んでほしい一冊です。
【著者メッセージ】
私も若いときからの無理がたたって、大病を患いました。しかし、この体験をきっかけに、人生との向き合い方を大きく変えることにしました。がんばるだけの人生から、生活の質を重視する人生に変えたのです。そう、これが緩和ケア的な生き方です。できるだけ元気にバリバリがんばるという、若いときから変わらない健康観を改めて、緩和ケア的な要素を取り入れた健康Ver.2.0とも言えるものです。ぜひ、この緩和ケアの考えを組み込んだ、ある程度年齢を重ねてからの新しい健康の定義(健康Ver.2.0)を多くの方に知ってもらい、世の中から我慢をなくし、よりよいと思える人生を最期まで過ごしてほしいと思います。
(本書「はじめに」より)
【目次】
第1章 緩和ケアとは、緩和ケア医の仕事とは
第2章 緩和ケア医ががんになった
第3章 医師が患者になって分かったこと
第4章 がんになった緩和ケア医が考える健康Ver.2.0
第5章 病気を持ちながら健康Ver.2.0で過ごす人へ「10のメッセージ」
【書誌情報】
書名:がんばらないで生きる がんになった緩和ケア医が伝える「40歳からの健康の考え方」
著者:廣橋 猛
発売日:2023年12月1日(金)
定価:1,540円(本体1,400円+税)
体裁:四六判/248P
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978-4-04-606547-6
KADOKAWAオフィシャル書籍詳細サイト
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KADOKAWAストア
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Amazon商品ページ
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【著者略歴】
廣橋 猛(ひろはし たけし)
永寿総合病院がん診療支援・緩和ケアセンター長。
2005年、東海大学医学部卒業。三井記念病院内科などで研修後、2009年、緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。
2014年から現職。病院での勤務の傍ら、浅草にある野中医院にて在宅医療にも携わる。病棟、在宅と2つの場で切れ目なく緩和医療を実践する「二刀流」緩和ケア医。
主な著書に『素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた』(PHP新書)など。
著者