商品・サービストピックス

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「奇跡」という言葉では足りないようなことが起こるのが麻雀。Mリーグの熱狂を全力で実況するプロ雀士がいた。

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、 2023年8月30日(水)に、プロ雀士でMリーグ公式実況者でもある日吉辰哉氏の初著書『ヒヨシの超実況 これが麻雀実況者の生きる道』を刊行しました。

●麻雀界を変えたMリーグで声を枯らし続ける

2018年からABEMAで放送されている麻雀のナショナルリーグ「Mリーグ」。一流企業がチームを持ち、各チーム4人の麻雀プロが所属して毎シーズンしのぎを削っています。9月に開幕する2023-24シーズンからは新たに9チーム目の参戦も決定。老若男女問わず視聴者数を伸ばし、空前の麻雀ブームの火付け役となっています。

麻雀は知っている人からみれば非常にエキサイティングで面白いゲームですが、野球のホームランやサッカーのゴールシーンのように誰が見ても凄さが伝わるような絵の派手さはありません。動きの少ない競技「麻雀」の魅力をどう伝えるか……。麻雀実況者・日吉氏にとって最大の課題であり、今なお模索し続けているといいます。

「実況の最優先事項は視聴者の感じる<楽しい!>であるべきで、そのためならば、ときに公正さを欠く実況や、選手の思惑とは異なった表現の実況をするかもしれない」。日吉氏がなぜこうした考えや今のような実況スタイルになったのか、どんな準備をして実況に臨んでいるのか? そんなヒヨシ実況の裏側を、著書の中で語り尽くしています。

 ●用意したデータは活きるが、用意した言葉は滑る

『ヒヨシの超実況』には、著者が自身のX(旧Twitter)で募集した名実況11本を厳選して収録しており、どれも印象的なものばかり。それを読むと試合の臨場感がよみがえってきます。

日吉氏が行う実況準備の一つに、スポーツ実況にせよマンガにせよ、見ていて「これは良いフレーズだな」と思うと紙に書きトイレやベッド周りに貼るようにしているといいます。丸暗記しようということではなく、刺激的なセリフに囲まれながら、なんとなく常に視界の中に入っているような状態にしているのだそう。

それでも「ここはあのセリフを使うチャンスだ!」と都合の良い場面で頭におりてくることはほとんどなく、その場の流れでポロっと言った言葉の方がたくさんの反響をもらうことが多いというから面白い。

今シーズンも日吉氏は、麻雀、Mリーガーの作る「熱狂」の火種を視聴者に伝えるため、声を枯らし続けるに違いありません。

 

<書誌情報>

『ヒヨシの超実況 これが麻雀実況者の生きる道』

著者:日吉辰哉

発売日:2023年8月30日(水)※電子書籍同日配信開始

定価:1,870円(本体1,700円+税)

体裁:A5判並製 単行本

頁数:192頁

ISBN:978-4-04-606471-4

発行:株式会社KADOKAWA

KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ

https://www.kadokawa.co.jp/product/322305000238/

<著者プロフィール> 

日吉 辰哉(ひよし たつや)

1976年、静岡県生まれ。AB型。おひつじ座。浜松大学経営情報学部卒。プロ雀士(日本プロ麻雀連盟18期)。所属していたプロ連盟が2013年にスタジオを開設し、インターネットでの対局配信が増加したことがきっかけで実況を担当するようになる。2019-20シーズンよりMリーグ公式実況担当者となり、従来の麻雀実況とは一線を画す情熱的な語り口や、解説者との軽妙な掛け合いで瞬く間に人気となった。自身もプロ雀士として公式戦への出場も続ける他、麻雀教室の講師として麻雀普及にも努める。

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