商品・サービストピックス
KADOKAWAサクラナイツに所属し、名実ともにMリーグのトップ選手となった堀慎吾選手。
同チームから指名を受け、2022-23シーズンからMリーグに参戦している渋川難波選手。
本書では、サクラナイツを盛り上げる人気コンビ「ホリシブ」による、忖度なしの超ハイレベル麻雀議論が公開されています。
Mリーグにおける対局を中心に牌譜を用いて状況を再現し、その時々で考えていたこと、読み、結果分析などを徹底解説しています。
麻雀トッププロは対局においてなにを考え、どのようにして読みを利かせているのか。読めば、強者の「共通点」と「違い」がわかる、そして麻雀IQが上がる、そんな一冊になっています。
【著者コメント】 (本書より)
この本は、10のテーマに沿って、僕ら二人の牌譜について解説しています。
二人の意見が分かれたところは討論形式で、それ以外の場面はそれぞれの視点で解説しています。
討論になった場面は、正直僕らにも本当の正解はわかりません。けれど麻雀というゲームは、強者同士で意見が割れている場面というのはさほど成績に影響しないものです。討論部分は読み物として楽しんでいただきつつ、麻雀の勉強をしたい人は個別の解説ページを参考にしてもらえると、一冊で2つの楽しみ方ができると思います。
KADOKAWAサクラナイツ 渋川難波
僕も渋川も、所属する日本プロ麻雀協会で勝ち続け、最高のタイトル雀王を獲得しMリーガーに選ばれました。
この本ではそんな渋川と意見が割れる場面についてたくさん討論しましたが、勝ち続けてる二人の間で意見が割れるというのは「麻雀というゲームの自由さ」を表していると思います。麻雀の勉強というと「これはこうしなくちゃいけない」「あれはやっちゃダメ」という思考になる人が多いですが、「こうしなくちゃいけない」も「やっちゃダメ」も麻雀にはありません。むしろそういった決めつけが強くなることを阻むこともあります。この本を通して柔軟な麻雀脳を身につけて欲しいですね。
KADOKAWAサクラナイツ 堀 慎吾
【収録内容】
テーマ1 リーチ判断の極意1
テーマ2 リーチ判断の極意2
テーマ3 強者の鳴き基準
テーマ4 チートイツとの付き合い方
テーマ5 押し引きの極意
テーマ6 トップ取り麻雀の考え方
テーマ7 序盤の構想
テーマ8 強者にはここまで見えている
テーマ9 相手からの見え方
テーマ10 熾烈な条件戦
Mリーグとは
2018年7月に競技麻雀の普及と発展を目的として発足した麻雀プロリーグ戦。4人の麻雀プロで構成された8つの企業チームがその雀力と知力のすべてを賭して戦い、優勝チームを決める。Mリーグに参加するプロ団体は日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合-μ-、RMUの5団体。「Mリーグ2023-24シーズン」からは1チーム増えて、全9チーム、36人のMリーガーが参加予定。
KADOKAWAサクラナイツとは
2019年に株式会社KADOKAWAがオーナー企業となり設立したMリーグのチーム。みどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し、世界に向けて発信する「COOL JAPAN FOREST 構想」の拠点施設「ところざわサクラタウン」にちなみ命名。「Mリーグ2021-22シーズン」には初優勝を果たしている。
【書籍概要】
書名:堀慎吾×渋川難波 麻雀 天才の思考 魔神の選択
著者:堀慎吾、渋川難波
定価:1,980円(本体1,800円+税)
判型:A5判
総ページ数:224ページ
ISBN:978-4-04-606424-0
発売日:2023年7月4日(火)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャルサイト 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322303002053/
【著者プロフィール】
堀 慎吾 (ほり しんご)
1984年、新潟県新発田市出身。日本プロ麻雀協会、KADOKAWAサクラナイツ所属。
2017年に最高位戦Classicを制覇、2019年には自団体のリーグ戦の頂点である雀王戦を制覇して第18期雀王に就任。2020年、麻雀プロリーグ「Mリーグ」のKADOKAWAサクラナイツからドラフト指名され、個人スコア全体4位の成績を収めた。著書に『麻雀 だから君は負けるんです』(竹書房)『麻雀 至極の戦略』(KADOKAWA)、監修に『切れぬ牌などあんまりない!』(KADOKAWA)がある。
渋川難波 (しぶかわ なんば)
1986年、広島県廿日市市出身。日本プロ麻雀協会、KADOKAWAサクラナイツ所属。愛称は「魔神」。
卓球とTVゲーム、麻雀で遊ぶ少年時代を過ごす。大学卒業後に上京、2011年に日本プロ麻雀協会10期前期生としてプロデビュー。2013年にプロ3年目で雀竜位を獲得。2017年には第15回日本オープン優勝。2021年には第20期雀王となり、グランドスラム(雀竜位、日本オープン、雀王をすべて獲得)を達成。Mリーグ公式解説を務め、分析や解説には定評があり、YouTube『渋川式 麻雀通信』での検証も人気を博す。