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ヨシタケシンスケ初の長編絵本『メメンとモリ』、発売後即重版が決定

株式会社KADOKAWA(東京都千代田区富士見)は、ヨシタケシンスケ氏による長編絵本『メメンとモリ』(2023年5月31日刊行)の重版を決定しました。

  • 著者初の長編絵本、大反響!

ヨシタケシンスケ最新絵本『メメンとモリ』は、著者初の長編絵本。「生きるとは?」をテーマに、姉のメメンと弟のモリが織りなすエピソードを3篇収録。

作品発表とともにたちまち反響が広がり、刊行後1週間で即重版が決定しました。

  • 『メメンとモリ』作品紹介

「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?

身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。

ヨシタケシンスケが描く「人は何のために生きてるの?」の話。

◆あらすじ

第1話:『メメンとモリと ちいさいおさら』

「わたしたちだって いつかはおとなになって、おとしよりになって、そしていつかは 天国にいく。」

メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに...」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「だいじょうぶよ、またつくればいいんだから」と励まします。

第2話:『メメンとモリと きたないゆきだるま』

「みんながボクを見て ガッカリしてる。わかるよ。こんなはずじゃなかった、って思うよね。」

夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがったゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまをみつめるメメンとモリ。でもゆきだるまには意識があり、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。

第3話:『メメンとモリと つまんないえいが』

「なんだか不安になってきちゃったよ。この先も、つまんないことばっかりだったらどうしよう。」

つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが...

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  • 著者紹介:ヨシタケシンスケ

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。

日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、

イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)、『しかもフタが無い』(筑摩書房)、『それしかないわけないでしょう』(白泉社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)、『にげてさがして』(赤ちゃんとママ社)『その本は』(共著、ポプラ社)など様々なジャンルで多数の著作がある。

2023年に絵本作家デビュー10周年を迎えた。

  • 書誌情報

『メメンとモリ』

著者 ヨシタケシンスケ

定価: 1,760円 (本体1,600円+税)

発売日:2023年05月31日

判型:A5判

商品形態:単行本

ページ数:136

ISBN:9784041133958

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