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■内容紹介
優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。
老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。
風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。
子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。
商いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。
やがて訪れた親子と夫婦の危機に嶋屋一家はどう向き合う?
笑いあり涙ありの人情時代小説『隠居すごろく』待望の続編!
■著者プロフィール
西條奈加(さいじょう なか)
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、21年『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。著書に『九十九藤』『ごんたくれ』『猫の傀儡』『銀杏手ならい』『無暁の鈴』『曲亭の家』『秋葉原先留交番ゆうれい付き』『隠居すごろく』など多数。
■書誌情報
書名:隠居おてだま
著者:西條奈加
発売日:2023年5月31日(水)※電子書籍同日配信
定価:1,760円(本体1,600円+税)
体裁:四六変形判
頁数:256頁
ISBN:978-4-04-111889-4
発行:株式会社KADOKAWA
【KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ】
https://www.kadokawa.co.jp/product/322106000339/
■シリーズ既刊『隠居すごろく』
直木賞作家の真骨頂! ほっこり笑えてじーんと泣ける江戸人情物語
巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。還暦を機に引退し、悠々自適な隠居生活を楽しもうとしていたが、孫の千代太が訪れたことで人生第二のすごろくが動き始めた……。心温まる人情時代小説!
■書誌情報
書名:隠居すごろく
著者:西條奈加
発売日:2022年02月22日
定価:836円 (本体760円+税)
体裁:文庫判
頁数:464頁
ISBN:978-4-04-111900-6
発行:株式会社KADOKA
【KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ】