著者の石黒氏は消化器外科医であり、YouTubeチャンネル「Dr Ishiguroの健康スクール」で、予防医療の大切さを発信しており、チャンネル登録者数は現在23万人を超えています。
また、ヘルスコーチとして、予防医療を行うオンラインでの健康スクールも運営し、予防医療をテーマにした書籍を3冊執筆しています。
4冊目の著作となる本書では、がん専門医として大腸がんの外科治療を行う中で
「がんを防ぐための筋肉の重要性」に着目。医学的根拠にもとづいて、がんを予防するための新しい健康法として、
「貯筋習慣」の大切さを伝えます。
40代~50代を中心に、運動嫌いでも1日2分から自宅で始められる、大腸がん、乳がんを予防するための効果的な部位や、筋トレ法、習慣化のコツをわかりやすく指南。トレーニング方法は、トレーナー監修のもと、オール動画付きで紹介します。
●第1章 「筋トレ」こそが、がんを防ぐ
日本人の2人に1人が罹っているがん。早期発見だけが重要と認識されていますが、実は、がんは生活習慣の改善で防げることをご存じでしょうか? なかでも「筋肉量」ががんを防ぐ免疫力アップのために重要だとわかってきました。
●第2章 「大腸がん」を防ぐ筋トレ
日本人で最も多い「大腸がん」。その最も大きいリスク要因が便秘です。排便の際に重要な腹圧を鍛える腹部体幹トレーニングの重要性を認識してください。リンパを流すために、お尻周りから下半身のトレーニングも取り組むべきです。
●第3章 「乳がん」を防ぐ筋トレ
女性に最も多いのは「乳がん」。しかも、ここ20年で10倍以上に急増しています。食事や睡眠の改善も欠かせませんが、胸部・肩周りの筋トレを行って、リンパの流れを良くし、乳腺の炎症やがん細胞を初期の段階で洗い流すことも重要です。
●第4章 「転倒骨折」を防ぐ筋トレ
「転倒骨折」が「寝たきり」のきっかけになることをご存じですか? 加齢とともに急速に失われる筋肉。たった10日間の入院でも致命的になるのです。将来の健康寿命を延ばすためには、40代から転倒しないための体幹を鍛えておくべきです。
●第5章 「貯筋習慣」の始め方
運動習慣のない人が筋トレを始めるには、「習慣化」のための作戦が必要です。まずは1日2分を目標にする、結果を求めずただやることだけを考える、コミュニティを活用するなど。また「スキマトレ」で体に覚え込ませていくことも必要です。
大腸がんを防ぐレッグレイズ/腹直筋下部を鍛えて大腸がんのリスクである便秘を回避しがんを予防します
乳がんを防ぐ膝つきプッシュアップ/大胸筋を鍛え、胸や脇のリンパの流れを良くし、乳がんを防ぎます
乳がんを防ぐタオルプルダウン/肩甲骨付近の菱形筋を鍛え、脇腹から乳腺へのリンパを流し乳がんを予防します
●書名:筋肉が がんを防ぐ。 専門医式 1日2分の「貯筋習慣」
●著者:石黒成治
●判型・ページ数:A5判 144ページ
●定価:1,540円(本体1,400円+税)
●ISBN:978-4-04-606013-6
●発行:株式会社KADOKAWA
●発売日:2022年11月9日(水)
KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページhttps://www.kadokawa.co.jp/product/322207000192【Amazon.co.jp限定】『筋肉が がんを防ぐ。 専門医式 1日2分の「貯筋習慣」』(特典:がんのリスクを最小限にする食生活 データ配信つき)は、2022年12月9日(金)までの期間限定となっております。
https://www.amazon.co.jp/dp/4046060131
石黒成治(いしぐろ せいじ)
医師/ヘルスコーチ
1973年名古屋市生まれ。1997年名古屋大学医学部卒。
国立がんセンター中央病院(当時)で大腸がん外科治療のトレーニングを受け、名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター中央病院、愛知医科大学病院に勤務。
現在は予防医療を目的とした健康スクールを主宰。Dr IshiguroのYouTubeチャンネルは登録者数23万人超。
著書に『食べても太らず、免疫力がつく食事法』『医師がすすめる少食ライフ』(ともにクロスメディアパブリッシング)、『医師がすすめる 太らず病気にならない 毎日ルーティン』(KADOKAWA)がある。
Dr Ishiguro Youtube
https://www.youtube.com/user/guroguro114