人間の業、鬼の宿命――。
誰もが知る童話「桃太郎」と「泣いた赤鬼」を板倉俊之が、
オリジナル要素をふんだんに盛り込み、独自の視点で新たな物語に!
装画は、『テガミバチ』(集英社)、TVアニメ『どろろ』のキャラクターデザインなどで
人気の漫画家、浅田弘幸氏の描き下ろしの美麗なイラストは必見です!
『鬼の御伽』(おにのおとぎ)
イラスト/浅田弘幸
タイトル:鬼の御伽
著者:板倉俊之
装画:浅田弘幸
定価:本体¥1,600(税別)
仕様:上製本/四六判
発行・ドワンゴ 発売・KADOKAWA
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赤鬼は指のない右手の平で、桃太郎を弾き飛ばした。
背中から地面に激突し、そのまま勢いよく後ろ向きに転がり、やがて仰向けになった。
いっしょになって飛ばされたらしく、切断した片方の角が、近くで固い音を立てた。
痛みすら感じなかった。肉体はもはや、感覚を失いつつあった。
(「パーフェクト太郎」本文より一部抜粋)
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「桃太郎」の凄惨なまでに苛烈な戦いを描いた傑作「パーフェクト太郎」の他、「新訳 泣いた赤鬼」を収録。
発行元はドワンゴの新ブランド「ⅡⅤ」(トゥーファイブ)
最新情報はⅡⅤ公式サイトよりご確認ください。
ⅡⅤ公式サイト
https://twofive-iiv.jp/
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