左から、声優の田中敦子さん、高山みなみさん、水田わさびさん
狙撃兵、軍医、書記、斥候、飛行士――
のちにノーベル文学賞を受賞する、ベラルーシ出身のジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、500人以上の独ソ戦従軍女性を取材、その内容を『戦争は女の顔をしていない』としてまとめました。20世紀を代表するこの傑作ノンフィクションが、日本で衝撃のコミック化。作画は「狼と香辛料」シリーズの小梅けいと、旧ソ連事情に造詣の深い速水螺旋人を監修に迎え、2019年からWEB上で連載を開始、2020年1月に第1巻が発売されました。
”ノーベル文学賞作家のノンフィクションを漫画化”という業界でも異例の取り組みは、すぐに大きな反響を呼びました。
以下の媒体で本作が紹介されています。
BuzzFeed Japan、読売新聞、毎日新聞、北海道新聞、しんぶん赤旗、週刊東洋経済、朝日新聞、サンデー毎日、朝日中高生新聞、anan、UOMO、婦人公論、週刊朝日、東京新聞、共同通信、日経エンタテインメント!、「このマンガがすごい!2021」ほか
第1巻のラストを飾る7話のエピソードが朗読PVになりました。
カメラ越しに戦場を見つめた書記・ヴィレンスカヤ軍曹に
田中敦子さん、
ソ連初の女性機関士として戦場を駆け抜けたアレストワ機関士に
高山みなみさん、
「戦争で一番恐ろしかったこと」を語る射撃手のアフメートワ二等兵に
水田わさびさん。
それぞれの視点で「戦争」を語る三人の女性たちを熱演して頂きました。ぜひご覧ください。
【キャスト(登場順に記載)】
ヴィレンスカヤ軍曹 田中 敦子女性兵士 楠木 ともり
アレストワ機関士 高山 みなみ
操車場長/ラジオ放送 古賀 明
男性乗客 菅原 慎介
ワーニャ 小林 千晃
息子 花守 ゆみり
アフメートワ二等兵 水田 わさび
ナレーション 田中 敦子
- 2020年上半期話題の書、待望の第2巻は12月26日(土)発売です。
第2巻では、アレクシエーヴィチ自身がなぜ女性たちの証言をまとめて本を作ろうと思い至ったのか、その経緯も語られます。
単なる「数字」「記録」としての戦争ではなく、女性たちとの対話の中で語られる「日常」「体感」としての戦争を、アレクシエーヴィチ自身が拾い上げて紡ぎ、明らかにした「戦争のもう一つの顔」。
2020年末、国境を越え、この日本で新たな姿を得た彼女たちが、紙面を通して再び口を開きます。
第8話より 著者スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの執筆日誌
左:第9話より 狙撃兵マリヤ・イワーノヴナ・モローゾワ(イワーヌシュキナ)兵長の話 右:第11話より 戦車大隊衛生指導員ニーナ・ヤーコヴレヴナ・ヴィシネフスカヤ曹長の話
■書誌情報
【書名】戦争は女の顔をしていない 2
【著者】小梅けいと
原作/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
監修/速水螺旋人
【発行】株式会社KADOKAWA
【発売日】2020年12月26日
【定価】本体1,000円+税
【内容紹介】
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」
……500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ。
▼試し読みはこちら
https://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_AM00000019010001_68
▼作品詳細・購入はこちら
KADOKAWA公式サイト:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322009000048/
Amazon:
https://www.amazon.co.jp/dp/4049135957?tag=kadoofce-22
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