株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は月刊文芸小説誌『小説 野性時代』電子版2021年4月号(No.209)を2021年3月25日(木)より配信いたしました。
◆ニュース
① 「小説 野性時代」に電子版が登場!
これまで紙版のみでの刊行を続けてきた「小説 野性時代」ですが、2020年12月号より電子版の併売が決定しました。毎月25日配信の予定です。
② 電子版はサブスクリプション・サービス「角川文庫・ラノベ読み放題」でも購読可能!
電子版の販売にともない、月額760円(税抜)で1万冊以上が読み放題のサブスクリプション・サービス「角川文庫・ラノベ読み放題」にも登場します。
https://bunkohodai.kadokawa.co.jp/?adpcnt=8BeHe6TQ③【特別企画】二十歳のころ
〇ブレイディみかこ「1985年の夏、あたしたちはハタチだった」
あの頃、あたしはシンディ・ローパーみたいな奇抜な髪形をした夜の蝶で、この国に、生きるに値する人生などあるわけがないと思っていた――。
④【新連載】
〇佐藤亜紀「喜べ、幸なる魂よ」
十八世紀ヨーロッパの田舎町で、双子の姉弟と養子になった少年の三人が激動の時代を軽やかに生きる発見の物語。
イラスト/綿引明浩
※3月29日頃よりKADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」にて本作の分割掲載を予定しています。
⑤【読切短篇】
〇重松 清「鬼の目にも花一輪」
鬼退治のため村に逗留中の桃太郎の一行。なかなか動かない彼の狙いとは……。あのおとぎ話から生まれた驚きの物語。
〇澤田瞳子「紅牡丹」
大和国を制圧した松永久秀の元で人質生活を送る少年少女の運命は――。
〇岩井圭也「愚者の炎」
土門鑑定所が受けた依頼は、放火された技能実習生宅の燃焼残渣調査だった。化学分析で明かされる真相とは?
⑥【発表】第41回 横溝正史ミステリ&ホラー大賞 最終候補作品
第 41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞は、 総数530編のご応募をいただきました。
第一次選考を通過した13作品より、厳正な審査の結果、4作品を最終候補作として決定いたしました。
◆おすすめ連載
〇長野まゆみ「その花の名を知らず」(最終回)
盌のあるところには、女がいる。謎めいた言葉をいぶかしみつつ乾老の屋敷を辞した桜蔵は、思いがけぬ光景を目にして――。夢と現、日常と異界を越境する 幽玄なるサーガ、めくるめく最終回!
〇椰月美智子「ミラーワールド」(最終回)
蓮が襲われた事件は、クラスメイトや保護者、みんなに影響を及ぼしていた。それぞれが新たに行動を起こそうとするが……。家族のあり方、そしてこの国の未来を問う!
◆次号2021年5月号から、「小説 野性時代」は完全電子化となります!
2003年11月の新創刊から計209号、毎月刊行してまいりました紙版を、
今号2021年4月号にて一旦休止とし、翌5月号からは完全電子化して毎月配信いたします。
「小説 野性時代」電子版
・完全電子化となる「2021年5月号」配信開始予定日:2021年04月25日(日)
・配信日:毎月25日(予定)
・ダウンロード型の電子書籍に加えて「角川文庫・ラノベ読み放題」や、「カドブン」「カクヨム」「note」などのサイト内でも作品を展開予定。
・希望小売価格:350円(予定)
・連載中の作品は、変わらず継続して掲載していきます。
『小説 野性時代 第209号 2021年4月号』電子版
希望小売価格: 700円(+税)
配信日:2021年3月25日
https://www.kadokawa.co.jp/product/322009000546/
※電子版は紙版と一部内容が異なります。