株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、4月27日(火)に、お化け好きに贈るエンターテインメント・マガジン『怪と幽』vol.007を発売いたしました。
特集「LOVE 民話」では、知っているようで知らない「民話」に迫ります。巻頭の京極夏彦氏と黒史郎氏の対談でお化け好きを虜にする民話の魅力を語らい、研究者たちによる多角的な考察、昔話に材をとった小説を発表した芸人・インパルスの板倉俊之氏へのインタビュー、一風変わった民話を再録した「ざんねんな民話の世界」など、充実のラインナップになっています。
そのほか、江戸時代に疫病を予言したとされ、新型コロナウイルスが蔓延するいま、突如注目を集めた「アマビエ」。能楽大倉流小鼓方の上田敦史氏が、そのアマビエを材にとり、コロナ禍の終息を祈願して創作した新作能「アマビエ」を御紹介しております。ぜひ本誌をご覧くださいませ。
※こちらでは、「怪と幽」vol.007より、グラビア企画「疫病退散を祈願して誕生 新作能『アマビエ』」をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症に対する不安が社会を取り巻く中、疫病封じの「妖怪」として注目を集めた「アマビエ」。能楽大倉流小鼓方の上田敦史氏が、そのアマビエを主役にし、コロナ禍の終息を祈願して、新作能「アマビエ」を創作した。疫病退散、無病長寿の祈りが込められた幽玄の舞を紹介する。
写真提供=上田敦史
コロナ対策を施し、無観客で行われた新作能「アマビエ」初上演の様子(2020年9月4日:西宮能楽堂)。
「アマビエ」の公演は能楽堂だけでなく屋外や神社でも行われ、普段とは違う雰囲気で観客たち幽玄の世界に誘う。
「アマビエ」の詞章を読んだ演者の解釈によって、面や装束、舞の型が異なるため、“海神の使い”アマビエは公演ごとにその姿を変える。
つづきは『怪と幽』vol.007でお楽しみください。
『怪と幽』vol.007 2021年5月
https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000368/
定価: 1,980円(本体1,800円+税)
発売日:2021年4月27日
判型:A5判
商品形態:雑誌
ページ数:408頁
雑誌コード:62488-76
ISBN:978-4-04-109671-0
●特集
LOVE 民話
【対談】京極夏彦×黒史郎
【寄稿】飯倉義之、伊藤慎吾、徳田和夫、花部英雄、廣田龍平、間宮史子
【インタビュー】板倉俊之(インパルス)
【再録】ざんねんな民話の世界
●小説 京極夏彦、有栖川有栖、山白朝子、恒川光太郎、澤村伊智
●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介、波津彬子
●インタビュー/エッセイ 小松和彦、東雅夫、加門七海、村上健司&多田克己、荒俣宏
●グラビア 嘉村ギミ、芳賀日出男、佐藤健寿、新作能「アマビエ」、怪食巡礼
●怪談実話 我妻俊樹、中山市朗、春南灯
●お化け友の会ひろば 大倉流小鼓方・上田敦史、志村真幸、弘前乃怪、北陸怪談研究会、妖怪朗読家ゆうか、化け通「モンスターハンターライズ」
etc……