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「王」はいかにして誕生したのか? 古代中国に生まれた文明の起源を照らす新書が、発売後またたく間に重版決定!

角川新書『「王」の誕生 古代中国文明の戦争・祭祀・階層』が話題沸騰

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、落合淳思・著『「王」の誕生 古代中国文明の戦争・祭祀・階層』を、発売後10日で重版決定しました。マンガ『キングダム』の前史にもあたる古代中国の知られざる政治・社会を、最新研究にもとづいて描き出した本作。発売直後から、大きな話題となっています。

『「王」の誕生』書影

〈古代人は超合理的だった!?〉

✓骨や甲羅を使った「占い」(甲骨占卜)

 →決まった結果が出るように、裏に窪みが彫られていた

✓牛や豚を使った「生贄」

 →貴重な食料を人々に賜与する “善行” でもあった

✓具体的な情報が分からない甲骨文字資料

 →支配階層だけが知識を独占できた

中国文明は、実は現代まで存続する唯一の一次文明です。秦の始皇帝によって統一され、2000年以上の歴史を紡いだ中華帝国の前史には、人口数百万の国を支えるために、古代人たちが生み出した様々な「発明」がありました。

王の地位を強化する「祖先祭祀」と「天命思想」、身分を目に見える形にした「威信財」、共通の敵と戦うために国々をまとめた「覇者」と「会盟」――今と変わらぬ社会の仕組みとは? 文字資料が乏しく、謎が多い人類史の始原を、遺跡や遺物、甲骨文字を手掛かりに古代中国研究者が紐解きます。

【目次】

はじめに――非科学的だが合理的な古代社会

 序 章 古代中国の歴史と史料

□コラム 世界の文字の系統

第一章 イノベーションから「王」が生まれた

□コラム イノベーションの条件

第二章 信仰と儀礼によって社会が保たれた

□コラム 「永遠」への羨望と恐怖

第三章 実利によって階層が維持された

□コラム 中国にレボリューションは存在しない

第四章 威信財が身分を可視化した

□コラム 原始社会はユートピアではなかった

第五章 既得権益は絶対悪ではない

□コラム 中国の長い「近世」

第六章 国際関係は「敵」で動く

□コラム 現代中国の「覇権」概念

終 章 「王」から「皇帝」へ

□コラム 二つの文明系統の違い

おわりに――非科学的だが合理的な現代社会

 【書誌情報】

書名:『「王」の誕生 古代中国文明の戦争・祭祀・階層』

著者:落合淳思

発売日:2026年4月10日

価格:1,100円(本体1,000円+税)

ISBN:9784040825687

発行:株式会社KADOKAWA

Amazonページ:

https://www.amazon.co.jp/dp/4040825683

 【著者プロフィール】

落合淳思(おちあい・あつし)

1974年、愛知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。専門は甲骨文字と殷代史。主な著書に、『甲骨文字辞典』(朋友書店)、『漢字字形史字典【教育漢字対応版】』(東方書店)、『殷─中国史最古の王朝』『漢字の字形─甲骨文字から篆書、楷書へ』(以上、中公新書)、『甲骨文字の読み方』(講談社現代新書)、『古代中国 説話と真相』(筑摩選書)、『部首の誕生 漢字がうつす古代中国』(角川新書)などがある。

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