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AIとは? 自我とは? 深く切り込んだ長編漫画。偉才・坂口尚による傑作『VERSION』。大判での待望復刊!

コンピュータが心を持ち自我に芽生えたら……というテーマに自己増殖という要素を加え「人類や自我とは?」という問いに迫るSFファンタジー。偉才・坂口尚による長編3部作『VERSION』が大判で待望の復刊!

ロボットが、コンピュータが心を持ち、自我に芽生えたら……というテーマに自己増殖というファクターを加えて、「人類や自我とは?」という問いに迫る作品。作品で登場するバイオチップ「我素」は、AIが身近となった今、現実味を帯びて読み手に問いかける。作者の坂口尚は、1946年生まれ、惜しくも1995年に49歳で死去。しかし、作品は今なお高く評価され、第二次世界大戦、ナチスに侵攻された多民族国家ユーゴスラビアの歴史を取り上げた『石の花』で2023年のアングレーム国際漫画祭「遺産賞」を受賞。『VERSION』は、『石の花』『あっかんべェ一休』に続く長編3部作。映画のような美しい描写と、緻密に描かれた1コマ1コマを大判サイズで待望の復刻。

漫画史に輝く、読み継ぐべき坂口尚の長編3部作をレーベル・青騎士コミックスでは復刊し、このたび3作めの『VERSION』が発売。復刊にあたっては、映画のような幻想的な描写や、1コマごとの細かく丁寧な書き込み、美しい描線を堪能する大判サイズとなっている。また、カラーページは初刊時そのままに、巻末には特別に構想ノート、スケッチ画、初出時のトビラ絵が収録されている。1~2巻、2025年2月20日発売。3巻は3月19日発売予定。全3巻。

 <坂口尚の長編3部作・復刊>

『石の花』1巻は2022年1月20日発売。全5巻。

(初出:月刊コミックトム1983年3月号~1986年9月号)

『あっかんべェ一休』1巻は2024年1月19日発売。全4巻。

(初出:月刊アフタヌーン1993年7月号~1996年1月号)

『VERSION』1巻は2025年2月20日発売。全3巻。

(初出:月刊コミックトム1989年2月号~1991年12月号)

※すべて大判(サイズ:縦240ミリ×横170ミリ)

<坂口尚プロフィール>

さかぐち・ひさし 1946年~1995年(49歳没)。

1963年に虫プロダクション入社。アニメーション作品『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』等で動画、原画、演出を担当。その後フリーとなり、1969年には漫画雑誌『COM』誌に『おさらばしろ!』で漫画家としてデビュー。

1996年、『あっかんべェ一休』が第25回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。

2023年、『石の花』が「第50回 アングレーム国際漫画祭」にて【遺産賞 Prix du Patrimoine】受賞

<物語>

事が国家秘密ゆえにしがない私立探偵に舞い込んだ依頼は、生体情報素子「我素(がそ)」を研究し、それを持って失踪した博士を探し出すこと。向かったのはオーストラリア。博士の娘で、「我素」の謎を解く秘密を知る・映子とともに捜索にあたる。ありとあらゆる情報を保有学習し自己増殖する「我素」。一方「我素」を追うレギリオ教団の暗躍が波乱を起こし、人類を発展させてきた知性は、生命の進化系「我素」を求めていく。それは全人類の自我、その集合体なのか。

「我素」と疾走した博士を追う探偵・八方と、鍵を握る博士の娘・映子。学習し、増殖し、立体となり、変態をする「我素」。変容する「我素」とは?(2話め[VERSION-2]より)

◆書誌情報

VERSION 1、VERSION 2、VERSION 3

著者:坂口尚

発売日:2025年2月20日発売(1、2巻)

発売日:2025年3月19日発売(3巻)

発行:KADOKAWA

各巻定価:2,640円(本体2,400円+税)

サイズ:縦240ミリ×横170ミリ

レーベル:青騎士コミックス

https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000980/

https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000981/

https://www.kadokawa.co.jp/product/322410000982/

▼試し読み

https://note.com/aokishi/n/n282819479aac

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