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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、『改訂版 志田晶の 数学IIIの点数が面白いほどとれる本 差がつくテーマ100選』(著:志田晶)を発売いたします。
本書は2015年に刊行された『差がつくテーマ100選 志田晶の 数学IIIの点数が面白いほどとれる本』の改訂版です。2022年の高校教科書の改訂に合わせて、本書も改訂しました。
今回の改訂では、数学IIIから数学Cに移動した「複素数平面」「式と曲線」の章を削除し、その分を微分積分の内容の充実にあて、そのパターン数を増やし、パターンの数の100を維持しました。
理系学部の大学入試の数学では、およそ半分が数学IIIの範囲から出題されます。
しかし、数学II・Bまではできたのに、なぜか数学IIIの問題にまったく歯が立たないという受験生も少なくありません。これは、数学IIIで学習する内容が、大学数学のプロローグといえるほど、質・量ともに重いからです。
ただし、大学入試で出題される数学IIIに奇問は少なく、問題のバリエーションが多くないので、解き方をマスターした受験生ならば、安定して得点できるオイシイ科目でもあります。
この本は、数学IIIをマスターするためのエッセンスを凝縮した参考書です。各パターンに「問題」が付いているので、本文で学んだ内容の理解を確認しながら読み進めることができます。また、著者の志田晶氏がふだんの講義でよく出る質問をもとに、受験生がやりがちなミスや、カン違いしやすいポイントを、紙面の許すかぎり収録しました。
まさに、数学III対策における「最強の基礎固め本」です。
この本は、
● 数学IIIを学校で習い(既習者)、用語の意味はわかるが、問題がいまいち解けない
● 数学IIIを入試の得点源にしたい
という悩みをもった受験生に最も効果を発揮する参考書です。
入試の基礎レベルをわかりやすく解説し、各パターンは2ページもしくは4ページの見開きで完結する学習しやすい構成となっています。
そして、数学IIIの重要テーマを、「関数」9パターン、「数列の極限」13パターン、「関数の極限」14パターン、「微分法」32パターン、「積分法」32パターンにわたって収録しています。大学入試で問われやすい「微分積分」だけで6割を占めていますので、本書を学習した効果が模試や入試の点数として表れやすい、即効性の高い参考書とも言えます。
中堅レベルの大学の入試対策だけでなく、難関レベルの大学の基礎固めにも使える1冊です。
▼得点源となる微分積分のパターンをより詳しく改訂
『改訂版 志田晶の 数学IIIの点数が面白いほどとれる本 差がつくテーマ100選』
著者:志田晶
定価:1,760円(本体1,600円+税)
発売日:2024年12月13日(金)
判型:A5判
ページ数:288ページ
ISBN:978-4-04-605844-7
発行:株式会社KADOKAWA
志田晶(しだ あきら)
北海道釧路市出身。名古屋大学理学部数学科から同大学大学院博士課程に進む。専攻は可換環論。大学院生時代に河合塾、駿台予備学校の教壇に立ち、大学受験指導の道にはまる。
2008年度より、河合塾から東進ハイスクール・東進衛星予備校に電撃移籍。その授業は、全国で受講可能。
河合塾講師時代は、サテライト(衛星授業)を担当のほか、中部地区数学科の人気講師として、あらゆる学力層より圧倒的な支持を得ていた。
著書に、『改訂第2版 大学入学共通テスト 数学I・A/数学II・B・Cの点数が面白いほどとれる本』『改訂版 志田晶の 複素数平面・式と曲線が面白いほどわかる本』『スマートな解法から裏ワザまで 志田晶の 数学覚醒講義』(以上、KADOKAWA)、『数学I・A一問一答【完全版】2nd edition』『志田の数学I スモールステップ完全講義』(以上、ナガセ)、『数学で解ける人生の損得』(宝島社)など多数。また、監修書籍として『数学の勉強法をはじめからていねいに』(ナガセ)がある。
ブログ:https://ameblo.jp/shida-akira/
X(旧Twitter):@akira_shida