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株式会社KADOKAWA(東京都千代田)は、 ヨシタケシンスケ氏による絵本『そういうゲーム』を2024年11月20日に刊行します。
あなたのゲームは、どういうゲーム?
本書は『メメンとモリ』に続く、ヨシタケシンスケ氏の「生きる」をテーマにした絵本第2弾。
いろいろ考えすぎてつらくなってしまう人が、「自分だけじゃない」と感じ、人生をゲームに見立てることで日々をやり過ごすきっかけを見つける、ヨシタケ流「生きるためのベンリな考え方」ヒント集です。
また、いつものカラフルでユーモアあふれる作風とは異なり、著者初の全編モノクロ作品です。
著者のヨシタケシンスケ氏は自殺対策支援センター「ライフリンク」へのデザイン協力や、自身の「微うつ」体験の公開など、メンタルヘルスをテーマにした活動を広げています。
「閉塞感」「やりきれなさ」と向き合う、ちょっとむきだしのヨシタケシンスケ作品にご期待ください。
※画像は制作中のものです。
「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?
身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く「人は何のために生きてるの?」の話。
◆あらすじ
第1話:『メメンとモリと ちいさいおさら』
「わたしたちだって いつかはおとなになって、おとしよりになって、そしていつかは 天国にいく。」
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに...」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「だいじょうぶよ、またつくればいいんだから」と励まします。
第2話:『メメンとモリと きたないゆきだるま』
「みんながボクを見て ガッカリしてる。わかるよ。こんなはずじゃなかった、って思うよね。」
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがったゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまをみつめるメメンとモリ。でもゆきだるまには意識があり、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。
第3話:『メメンとモリと つまんないえいが』
「なんだか不安になってきちゃったよ。この先も、つまんないことばっかりだったらどうしよう。」
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが...
・著者略歴:ヨシタケシンスケ
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。ほか、MOE絵本屋さん大賞、キノベス・キッズ! など受賞多数。
『そういうゲーム』
著者:ヨシタケシンスケ
予価:1,400円+税
発売日:2024年11月20日予定
判型:B5判変型(ヨコ:182×タテ:152)
頁数:64ページ
ISBN:9784041155288
URL:https://note.com/yomerubanote/n/n8be2b6fa18b9
『メメンとモリ』
著者:ヨシタケシンスケ
定価: 1,760円 (本体1,600円+税)
発売日:2023年05月31日
判型:A5判
頁数:136
ISBN:9784041133958