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青崎有吾『地雷グリコ』が「第24回本格ミステリ大賞」受賞!!

2024年5月10日(金)、本格ミステリ作家クラブの公式サイトおよびXアカウントにて「第24回本格ミステリ大賞」の開票結果が発表され、株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)より2023年11月27日(月)に刊行しました、青崎有吾著『地雷グリコ』が【小説部門】を受賞しました。
大賞贈呈式は6月22日(土)に、受賞者を招いてのトークショーは翌23日に都内で行われます。

【受賞の報を受けて、青崎有吾さんより喜びのコメントが届きました】

  • 自分の好きなものを詰め込んだ作品で、自分の愛するジャンルの名を冠した賞を賜るというのは、とても貴重なことであり、普通以上の嬉しさを感じています。

    この本に登場する「グリコ」は階段を使ったゲームの名称であり、実在する企業との関係は一切ありませんが、両手と片足を上げ、笑顔を作って喜びたいと思います。

    ――青崎有吾

本作品は、勝負ごとに強い女子高生が、ちょっと変わったゲームに巻き込まれては、「騙しと理詰め」で敵を倒し続ける頭脳バトル小説。「平成のエラリー・クイーン」と称されてきたミステリ作家・青崎有吾さんの新境地といえる作品で、第77回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】(一般社団法人日本推理作家協会主催)、「第37回山本周五郎賞」(一般財団法人 新潮文芸振興会主催)の候補作にも選出されている注目作です。

この機会にぜひ読んでみてください。

★本格ミステリ大賞(本格ミステリ作家クラブ主催)について

例年5月に開票式が行われ、〈本格ミステリ作家クラブ〉会員の記名投票によって大賞作品が決定します。

・公式サイト http://honkaku.com/

・公式X(旧Twitter)@honkakumystery(https://twitter.com/honkakumystery

  • 『地雷グリコ』について

◆あらすじ

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。

平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。

罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。

次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

◆書誌情報

作品名:地雷グリコ

著者名:青崎有吾

発売日:2023年11月27日(月)★電子書籍同日配信

定 価:1,925円(本体1,750円+税)

頁 数:352頁

体 裁:四六判並製 単行本

装 丁:川名 潤

ISBN:9784041140468

発 行:KADOKAWA

初 出:

地雷グリコ……「小説屋sari-sari」2017年11月号

坊主衰弱……「カドブンノベル」20年11月号

自由律ジャンケン……「小説 野性時代」22年3月号

だるまさんがかぞえた……「小説 野性時代」23年2月号

フォールーム・ポーカー……書き下ろし

詳 細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000437/

  • 著者紹介 青崎有吾(あおさき ゆうご)

1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。14年に『水族館の殺人』で第14回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、20年に『早朝始発の殺風景』で第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、24年に本書『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞、第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、第37回山本周五郎賞候補となる。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『11文字の檻 青崎有吾短編集成』がある。「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の『ガス灯野良犬探偵団』(漫画:松原利光)の原作も担当。

  • KADOKAWA文芸マガジン「カドブン」(https://kadobun.jp/)で読める!

★騙しと理詰めが勝利を導く! 究極のゲーム小説『地雷グリコ』青崎有吾インタビュー

https://kadobun.jp/feature/interview/entry-90330.html

★極上の謎と驚きに満ちた沼へ、ようこそ――沼ミステリ10選

https://kadobun.jp/feature/book_concierge/entry-89220.html

★知的興奮、ここに極まれり。「頭脳戦小説5選」

https://kadobun.jp/feature/book_concierge/entry-82511.html

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