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この絵本は助産師であり、助産院の院長も務める石嶺みきさんが、皮膚科と形成外科を専門とする医師監修のもと原案を制作。男性のデリケートゾーンケアを意味する「オムケア」、すなわち「おちんちんケア」の必要性を普及したいという思いから生まれました。男の子とお母さんのための「おちんちんの絵本」であり、2歳から始める性教育にぴったりな一冊となっています。
助産師の仕事をしている石嶺さんは日ごろから、「この子のおちんちんは普通?」「おちんちんの正しい洗い方がわかりません」といった相談を、多くのお母さんから受けるそうです。その原因として考えられるのが、日本が〝性教育後進国〟であるということ。お母さん、そしてお父さん自身が幼いころ、自分の両親から正しい性教育を受けていなかったからです。その傾向は今も変わらず、家庭内での性教育や、親子で性を話題にすることについては後ろ向き。また、なかには親子でちゃんと〝性〟にまつわる会話をしたくても、そのとっかかりがつかめないという方もいるかもしれません。そんな方へのファーストステップとしておすすめです。
↑絵本ではパンツの中のぞうちん(=ぞうさん+ぼくのおちんちん)が、「正しいおしっこの仕方」など、おちんちんにまつわるあれこれを教えてくれる。
↑おちんちんの正しい洗い方を紹介。オリジナルソング「ぞうちんのおふろうた」もKADOKAWA公式YouTubeで公開されるので、親子で楽しく歌いながら実践できる。
KADOKAWA児童書ポータルサイト「ヨメルバ」にて「ぞうちんのおふろうた」の動画を公開中。
4月24日からは「試し読み」もできます。
https://yomeruba.com/plus/news/bookinfo/entry-15871.html
↑巻末の大人向け「Q&A」では医師監修のもと、「おちんちんの皮は剥いていいの?」「なんで女の子にはおちんちんが付いていない?」といったさまざまな疑問にも答えている。お母さん、お父さんはもちろんのこと、幼児の成長に関わる医療従事者や保育現場のスタッフの方にも参考になる内容。
【石嶺みきさんコメント】
家庭での性教育が後ろ向きという現状を何とか打開したい、絵本であれば幼小児期から親子で楽しく性教育について学ぶ機会を作れるのではないかと考え、今回出版するにいたりました。この絵本をとおして、お母さんやお父さんからまだ幼いわが子へ「あなたの体や存在はほかの何物にも代えがたい、かけがえのない大切なもの」という思いが伝わればと考えています。性教育は自己肯定感を育みます。幼小児期から性教育やオムケアに触れることで、自分と他人との違いを肯定的に捉えられるような考え方を身につけていってもらいたいです。
【著者プロフィール】
原作・監修:石嶺みき(いしみね みき)
助産師、看護師、栄養士。ミキズハウス助産院院長。2021年にMidwife M 腟ビューティー(R)協会を設立。〝全ての世代に、泌尿生殖器ケアを通して幸せになってもらいたい〟という信念のもと、「フェムケア」「おちんちんケア(オムケア)」「思春期性教育」をテーマとした教育を展開中。
作画・構成:ゆままま
広告やキャラクターを作るアートディレクター、イラストレーター。保育園の連絡帳に、姉妹「ゆま」「ちょり」の味わい深い日々をユーモアあふれるイラストで記録し、Instagramに投稿して人気を集める。フォロワー数は約9.3万人(2024年2月現在)。著作に、『せんせ い、うちのコがタイヘンです。』(ジー・ビー)などがある。Instagram @ansn
【書籍概要】
書名:ぞうちんとぱんつのくに
作画・構成:ゆままま
原作・監修:石嶺みき
定価:1,705円(本体1,550円+税)
発売日:2024年4月24日(水)
判型:A4変形判
ページ数:32ページ
発行:株式会社KADOKAWA
ISBN:978‐4‐04‐683530-7
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