商品・サービストピックス
執拗に送られてくる、過去を断罪する写真。
奇妙な共同生活を送る女性たち。真相は一体――。
浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城に付き添い、自宅アパートを訪れた。そこでは、晴子、夏樹、多恵という年代もバラバラな女性3人と小学生の冬馬が、共同生活を送っていた。他人同士の生活を奇妙に感じた一平は冬馬から、女性3人ともに前科があると聞く。一方、政治家の息子・吉井恭一は、度々送られてくる不快な写真に苦悩していた。身を寄せ合う晴子たちの目的、そして水面下で蠢く企ての行方は。衝撃サスペンス!
著者プロフィール
伊岡 瞬(いおか しゅん)
1960年東京都生まれ。
広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。
16年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を受賞し同書は50万部を超えるベストセラーとなる。
19年には『悪寒』で再び啓文堂書店文庫大賞を、20年『痣』で徳間文庫大賞を受賞。
他著に『赤い砂』『仮面』『奔流の海』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』など。
■著者コメント
「信頼、裏切り、後悔、敬愛、憎悪、憧れ、友情、希望。
そんなあれこれをぎっしり詰め込みました。」
――伊岡瞬
■書誌情報
書名:残像
著者:伊岡瞬
発売:2023年9月22日(金)※電子書籍同日配信
定価:1,056円(本体960円+税)
体裁:文庫判
ページ数:496P
装丁:坂野公一 (welle design)
ISBN:978-4-04-113722-2
発行:株式会社KADOKAWA
初出:書き下ろし
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322301001074/
■今後の新刊刊行予定
2023年11月、伊岡瞬の単行本最新刊『清算』がKADOKAWAより発売予定です。
会社の清算資金、2億円が消えた! 人の悪意は、罪は、清算できるのか。伊岡瞬の新境地長篇。
■《角川文庫75周年記念 文庫書き下ろし》続々刊行!
1949年に創刊した角川文庫は、おかげさまで創刊75周年を迎えます。
これを記念し、豪華作家陣による書き下ろし作品を、本年から来年にかけて続々刊行してまいります。
第1弾は本作、伊岡瞬氏によるサスペンスミステリ『残像』、そして第2弾は本年11月に知念実希人氏による医療ミステリを刊行予定です。ぜひご期待ください。
伊岡瞬・角川文庫好評既刊
同じ家で育った二人の少年。一人は弁護士に、一人は犯罪者となった。
平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。
書名:代償
定価:880円(本体800円+税)
判型:文庫判
ページ数:464P
ISBN:978-4-04-103992-2
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/321511000303/
この女から、逃げられない。衝撃が二度襲う破滅のサスペンス!
40歳独身の尚之は、お見合いパーティで《サトウミサキ》と出会う。彼女の虜となり逢瀬を重ねる尚之だが、結婚の話が進むにつれてミサキは不審な行動を見せ始める。一方、若手刑事の宮下は、一匹狼のベテラン・安井の相棒として、焼死事件を追っていた。単純な火災事故のはずが、安井だけは裏に潜む事件を確信しており――。関わる者を必ず破滅させる女、その正体とは? 全ての謎が繋がるとき、あなたを再び衝撃が襲う!
書名:本性
定価:880円(本体800円+税)
判型:文庫判
ページ数:480P
ISBN:978-4-04-109593-5
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ