<イベントレポート>
「超ネット麻雀大会」は、登録者数530万人を超える国内最大の麻雀対戦サイト「天鳳」で行い、その模様をニコニコ生放送でお届けしました。大会には、ドワンゴ開発の麻雀AI「NAGA(天鳳現九段)」に加え、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」に参戦しているKADOKAWAサクラナイツのチームメンバーの内川幸太郎選手や、岡田紗佳選手、沢崎誠選手などのゲストプロも参加。初日には豪華ゲストを交えたエキシビションマッチも開催しました。大会の大きな特徴として、NAGAによる大会参加者の全対局全牌譜の解析があります。麻雀AI視点の解析はレポートとして特設サイトで公開しているほか、対局中の天鳳の画面にNAGAの解析をオーバーレイ表示する機能も用意しました。
大会は、初日の第一回一次予選を皮切りに、6時間毎に連続して24回一次予選を実施。それぞれ成績上位10人/抽選5人が通過し、二次予選へ進みます。6回にわたり行った二次予選は、各回成績上位6人/抽選3人が通過となりました。
8月16日(日)10:00~16:00には60人が参加する本戦を行いました。シード枠も用意しており、本戦には天鳳最高位の「天鳳位」保持者7人がシード参加しました。同日17:30~21:00には、本戦通過者8人が参加する優勝決定戦を実施。解説は渋川難波プロが行いました。
決勝開催前に公開したレポートによると、予選・本戦の総参加者は1,278人で、総半荘数は5,295でした。役満の回数は72回で、出た役満の種類の中に超レア役満の「純正九蓮宝燈」があったことから、「純正九蓮宝燈はやばい」「和了った人、もう運無くなったな」「純正九蓮宝燈出たのかよw」など、コメント欄がざわつく場面もありました。
また、NAGA自身の予選成績分析が公開されると、渋川難波プロはNAGAを「見るからに天鳳めちゃくちゃ強い人の成績。ラス率が低いことと、よく鳴いてよく和了ってあまり放銃しないというところが強い」と分析。視聴者からは、「ナーガちゃん?強いよね?序盤中盤終盤野球盤、隙が無いよね」「NAGAたん決勝戦出して欲しかった」などの声があがりました。
大会中にはNAGAが4体で戦う「NAGA家族麻雀観賞会」も行われました。NAGAの分析が好評だったことなどからも人気に火が付いたようで、「ナーガちゃんの解析ついてたのが良かったよね」「牌譜解析すごく面白かったです、勉強になりました」「ナーガたんグッズ欲しい」などコメントが寄せられました。
優勝決定戦の最終戦には、8段アカウントの桃丸ねくとさん、本戦1位通過で8段のトシフーニさん、 9段アカウントのドつかん太郎さん、新規アカウントで中の人が不明の31PNMRさんが登場。激戦の結果、ドつかん太郎さんが優勝を勝ち取りました。
渋川難波プロは、「みなさん凄く良い内容の麻雀を打っていた。NAGAの解説など、ちょっとした楽しみもあって、これ以上ない素晴らしい大会だったのではないかなと思います。決勝もハイレベルな戦いでした」と大会を振り返りコメント。視聴者たちからは「楽しかったです!解析も含めて!次回も楽しみにしています!」「最高なイベントでした」「ああああ面白かったーーー」「ほんとめちゃくちゃレベル高かった」などの感想コメントが寄せられました。
番組の詳細はこちら https://chokaigi.jp/2020summer/plan/tenhou.html「ニコニコネット超会議2020夏 Supported by NTT」開催概要