<イベントレポート>
常に進化し続けるボカロコンテンツを「陸上自衛隊中央音楽隊ライブ」「超ボカロP対談」「超ボカロP LIVE」「VOCALOID LIVE」の4つの切り口でお届けする「VOCALOID Fes」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、配信のみの無観客ライブで実施しました。
陸上自衛隊中央音楽隊によるボーカロイド曲演奏では、「千本桜」「桜ノ雨」「みっくみくにしてあげる」「マトリョシカ」「メランコリック」を披露。「演奏してみた」「歌ってみた」「踊ってみた」を凝縮したステージを展開しました。
「超ボカロP対談」では、ボカロPの煮ル果実さん、蜂屋ななしさんがオンライン出演し、聞き役には星野卓也さんと、たかぴぃさんが参加。ステージでは、「自分流の作曲方法・こだわり」「個人的に忘れられないボカロ曲・伝説的神曲と言えば?」「ボカロの現在、そして未来」などのテーマでトークを実施しました。ユーザーからは2人のコラボ曲「イヱスマン」についてなどの質問も。「今後またコラボ楽曲を作る予定はありますか?」と質問が飛ぶと、第2弾コラボ曲についてのサプライズ発表もされました。
ボカロPたちによる一夜限りの生演奏ライブ&DJ「超ボカロP LIVE」では、鬱Pさん、ピノキオピーさんが登場しました。「家でもノレるような激し目の選曲にした」という鬱PさんのDJや、「自然に笑顔になる」「体が勝手に動くのは最高なせい」「熱量すごい」などの感想が飛び交ったピノキオピーさんのライブパフォーマンスを展開しました。
「VOCALOID LIVE」には初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、GUMI、音街ウナ、結月ゆかり、flowerが登場しました。「メイン視点」「観客席視点」「カメラマン視点」の3視点フルCGのノンストップライブで、「劣等上等 / リン、レン、ミク」「ベノム / flower」「命に嫌われている / 初音ミク」「ちがう! / GUMI、音街ウナ」「幾望の月 / 結月ゆかり」「ヒバナ / リン、レン」「乙女解剖 / 全員」「ゴーストルール / 全員」を披露しました。
全員登場の曲では「オールスター集合」「これぞニコニコボカロライブよ」「推ししかいねえ」「現地で参加したいぜ」など喜びのコメントで画面はいっぱいに。
最後には、それぞれのボーカロイドが感想を語り、初音ミクが「またみんなで歌いましょう!ボカロフェス第二弾は計画中!」と発表。視聴者たちからのお別れと感謝の言葉、拍手の弾幕コメントで画面はいっぱいのまま番組は終了しました。
「初音ミク」とは
https://piapro.net
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。
※「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」もクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が展開するバーチャル・シンガーです。
番組の詳細はこちら → https://chokaigi.jp/2020summer/plan/vocaloidlive.html
(有料パートのチケット販売期間:2020年9月10日(木)23時59分まで)
「ニコニコネット超会議2020夏 Supported by NTT」開催概要