子どもも大人も正しく理解できる、LGBTQの本。
多様性の時代の象徴ともいえる、LGBTQ。
小学校高学年での学習指導で行われる動きがあるなど、現在、子どもから大人まで正しい理解が求められています。
自身がトランスジェンダーであり、日本LGBT協会の代表理事である清水展人氏が、やさしく解説しているのが本書です。しかも、子どもが読んでもイメージしやすいように、イラストも盛り込んで紹介しています。
LGBTQのことをもっと知りたい人、買って子どもに読ませたい人、自分が当事者の人、身近にいる人……多くの方に読んでいただきたい一冊です。
【目次紹介】Part1 今さら聞けないLGBTQのこと
●そもそもLGBTQって何のこと?
●性のあり方はいろいろ
●誰にでもあるマイノリティな部分について ほか
Part2 自分ごとで考えてみる
●自分の性を再認識してみる
●相談したいときはまず、どこに?
●働きたい職業につける? ほか
Part3 身近な人がLGBTQだったら
●もしかしてと思ったとき、どう声をかけるか
●どんな配慮が必要か教えてください
●わが子がそうかもと思ったら誰に相談すればいいの? ほか
Part4 法律や制度ってどうなっているの?
●以前に比べると取り巻く環境は変化した?
●通える学校に制限はある?
●戸籍上の性別や氏名は変えられるの? ほか
Part5 これから私たちができること
●子どもの名前をつけるときに考えてほしいこと
●これからの学校の制服は選ぶことができると良い
●自分が持っている偏見に気づき、活動する ほか
など。
1つのテーマごとにわかりやすく解説。イラストでイメージしやすい
他の国の取り組みがわかるコラムも
LGBTQのモヤモヤに、清水さんが答えるページも
【書籍概要】
『子どもも大人もわかっておきたい いちばんやさしいLGBTQ』
著者:清水展人
定価:1,485円(本体1,350円+税)
発売日:2023年3月25日(土)
判型:A5判
ページ数:128ページ
ISBN:978-4-04-897522-3
発行:株式会社KADOKAWA
【KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ】https://www.kadokawa.co.jp/product/322209000077/【著者プロフィール】
清水展人(しみず ひろと)
非営利型 一般社団法人 日本LGBT協会代表理事。1985年、兵庫県に長女として誕生。18歳のときに性同一障害と診断される。21歳のときに手術を行い、氏名と性別の戸籍変更を行う。教育職員免許状(保健体育科)、作業療法士、メンタルセラピストなどの資格を持ち、医療専門学校で医学総論・生命倫理・臨床心理学などを教える。教育機関や行政機関、企業などの講演に、全国各地を飛び回る日々。現在は2児の父でもある。