株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、2022年11月9日(水)に単行本『僕はつなぐ』(著:阿部勇樹)を発売します。
著者である阿部勇樹氏は当時最年少となる16歳10か月30日でJリーグデビューを果たし、昨年2021年で引退するまでJ1リーグ出場通算590試合を数えます。現在は浦和レッドダイヤモンズにてユースコーチ、JFAでのロールモデルコーチを務めるなど、指導者の道を歩んでいますが、その進路選択には阿部氏本人が指導を受けた多くの監督が影響を与えています。
阿部氏による著作は『泣いた日』(2011年、ベストセラーズ刊)以来の発売となりますが、イングランドのレスター・シティFCから浦和レッズへの復帰を果たした2012年以降を中心に、前述した様々な監督やチームメイトとのかかわり、引退に至る経緯を自らの言葉で記した1冊です。選手時代は「プレーで示す」ことをスタイルとしてきましたが、指導者を目指す現在、「伝えたい」「つないでいきたい」言葉にてまとめています。
はじめに
1 解任 2018年8月
2 オファー 2012年1月
3 ミシャ 2012年2月~
4 充実感 2013年
5 一体感 2014年
6 逃げたタイトル 2016年
7 キッカケ 2017年11月
8 オシム 2018年
9 引退 2021年
10 背番号22 2021年12月
11 未来 2022年~
おわりに
- 著者・阿部勇樹氏による本書発売にあたってのコメント
プロ選手としてのキャリアを終えた今、自分が思うこと、ピッチで学んだこと、これからの選手たちに残したいこと、つなげていきたいこと、それを一つの本にまとめることができました。多く人に読んでもらえたら嬉しいです。
阿部勇樹(あべ ゆうき)
1981年9月6日千葉県生まれ。ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)で、当時最年少出場記録となる16歳10カ月30日でJリーグデビュー。2007年に浦和レッドダイヤモンズ移籍、10年にイングランドのレスター・シティFCへの移籍を経て、12年に再び浦和レッズに加入。2021年シーズンをもって現役引退、J1リーグ出場通算590試合、75得点。日本代表53試合出場、3得点。現在は浦和レッズユースチームのコーチを務める。
書名:僕はつなぐ
著者:阿部勇樹
定価:1,650円(本体1,500円+税)
発売日:2022年11月9日(水) ※電子書籍同日配信
判型:四六判並製
商品形態:単行本
ページ数:216
ISBN:9784041125793
装丁:國枝達也
カバー写真撮影:菊地英二
https://www.kadokawa.co.jp/product/322202000264/https://www.amazon.co.jp/dp/4041125790選手時代の心の変遷、変わったこと、変わらないこと。阿部勇樹が今、語る。
レッズはこれからもっと強くなっていかなければいけない。選手だけじゃない、多くの人に支えられているのだから。
この本は、僕が浦和レッズに「移籍」した2012年以降を中心に書かれている。本の話をもらったとき、自分がやってきたことを振り返って、頭を整理することで、自分にも意味があることなんじゃないかと思って受けさせてもらった。
選手時代の心の変遷、変わったこと、変わらないこと。これからに生かすべきこと、伝えるべきこと。
その当時に感じたことを回想として、また現在の心境とを交互にまとめた。本書を通じて、自分の未来と、レッズやサッカー界の未来に少しでも残せるものがあればと願っている。(本書「はじめに」より引用)