商品・サービストピックス
「文豪プロデュースプロジェクト」は、『日本の文豪と文芸作品』という題材を通し、①自国文化を理解し発信できる、国際社会で活躍する人材になること、②商品企画やプロモーションという一連の企業活動を体験し、将来の職業選択の幅を広げること、③文学や人との関わりを通して様々な価値観に触れ、多様性を認めた上で自己の哲学や指針を構築すること、の3点を目的として実施されました。
生徒は自ら選んだ日本の文豪について、作家や作品の魅力の再評価と著書の販売促進につながるグッズを企画し、モックアップ(試作品)を制作。さらに、魅力を届けるターゲット顧客を詳細に設定し、そのターゲットに向けたプロモーション方法も含む総合的なプロデュース企画を提案しました。プロジェクトの最終日には代表チームがプレゼンテーションを行い、KADOKAWAのコンテンツ事業担当者の審査を経て優秀な企画が選出。この優秀作品に選ばれた企画を含む、代表9作品を「ダ・ヴィンチストア」に展示します。
なお、5月18日(水)からは、「プロジェクトN」αクラスによる「Re:古典 古典転生プロジェクト」の展示も、角川武蔵野ミュージアムにて実施予定です。
チーム代々木A
プロデュースした文豪:宮沢賢治
選んだ作品:宮沢賢治の複数作品
宮沢賢治作品特有のオノマトペ(擬態語・擬音語・擬声語の総称)に着目したカードゲームを制作。オノマトペの面白さに触れながら表現力や想像力を子どもに身につけてほしいと願う保護者をメインターゲットにしたプロモーション企画を立案しました。企画の着眼点の良さだけでなく、実際にカードゲームとしての完成度もとても高く、最優秀賞に選ばれました。
※宮沢賢治特有のオノマトペ例→「すぱすぱ」「かぷかぷ」「どっどど どどうど どどうど どどう」など
チーム神戸
プロデュースした文豪:梶井基次郎
選んだ作品:檸檬
SNSを活用する女子大学生をメインターゲットに設定し、『檸檬』の世界観を感じさせるスイーツボックスを企画して実際に食品サンプルを制作。中身のお菓子のリアルな質感や見栄え、装飾の施されたブック型のパッケージなど、全てにこだわりを持って制作されています。
チーム心斎橋B
プロデュースした文豪:宮沢賢治
選んだ作品:銀河鉄道の夜
宮沢賢治の世界観を体験できる観光列車を中心としたプロモーションを立案。車両ごとに食堂・ギャラリー・グッズ販売・プラネタリウムなど、宮沢賢治を堪能できる工夫が満載です。グッズの1つとして作品にちなんだ香りを再現したパフュームオイルを企画し、車内限定販売の特別デザインの瓶をモックとして実際に制作しました。
2022年4月27日(水)〜5月27日(金)予定
ところざわサクラタウン2階 ダ・ヴィンチストア アートウォール前
9チーム分
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