一度頭に入れれば一生使える、ポーズの描き方本。
資料を見ずに描けるようになるイラスト技法書の決定版! 人体の傾き、ひねり、重心を中心に作画のコツを徹底的に言語化。豊富な実例付き!
漫画家・篠房六郎氏が自費出版し話題を呼んだイラスト技法書、『ポーズの定理』の内容をよりパワーアップさせ再編集した1冊です。
■著者・篠房六郎氏コメント(「はじめに」より)
美術と言えば、飛びぬけた天才による原始的な情動とソリッドな感性の賜物、といった理解の方が一般的で、皆は「何となく」全てを描けてしまう才能に憧れ、言葉や理論によって自分の創作を突き詰めていくのはいかにも補完的で小賢しい、といった風潮も未だにあります。しかし自分は映像的な記憶力があまり無いせいか、言葉や理論によって自分の描き方を定義し、縛っていかないと上手く創作が出来ないタイプの人間です。(中略)とにかく自分が「ちゃんと、誰かの役に立てる」と思える事を(それが少々分かり辛く、傍から見てうんざりするほど理屈っぽい内容だったとしても)自分なりにやり切って、再び完成させて発信する事が出来ました。この本が、人体を描く上での新しい基礎、理論的な下支えとなり多くの人達の助けになる事を切に願っています。
■CGアニメーター井野元英二氏のコメント、対談も収録
『宝石の国』『BEASTARS』『蒼穹のファフナー』IDOLiSH7 MV『Mr.AFFECTiON』などで知られる、有限会社オレンジ代表/CGチーフディレクターの井野元英二氏とのスペシャル対談も収録。
井野元氏は本書に「今まで見たことがない 唯一のイラスト技法書です」とコメントをお寄せくださいました。
スケッチ、クロッキーだけではなく理論をもって画力を向上させる1冊
人体の仕組みとポーズへの影響を徹底的に言語化
手元に置く参考書としての利用もおすすめ。一生使えるイラスト技法書
800P超の同人誌をわかりやすく再編集&描き下ろし多数
あまり取り上げられることのない日常シーンをコマ送りで掲載
CGアニメーター井野元英二氏とのスペシャル対談収録
<書籍概要>
『描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理』
発行:株式会社KADOKAWA
定価:3,410円(本体3,100円+税)
発売日:2022年4月1日
判型:B5判
ページ数:272P
ISBN:978-4-04-897139-3
KADOKAWAオフィシャルサイト 書誌詳細ページhttps://www.kadokawa.co.jp/product/322107000879/
■プロフィール
著者:篠房六郎(しのふさ ろくろう)。
1998年アフタヌーン四季賞にて、『やさしいこどものつくりかた』で四季大賞を受賞、同年「アフタヌーン」6月号に掲載されデビュー。著書に『百舌谷さん逆上する』(講談社)や『おやすみシェヘラザード』(小学館サービス)など