著者は、現在同志社大学在学中の現役大学生で、チャンネル登録23万人突破の人気YouTubeチャンネル「ナナオは立派なユーチューバー」を運営中。
多くの仮面をかぶったある男子高校生の家族との葛藤、歪んだ日常と恋愛を描いた本作は、予約時点でネット書店のランキング1位(2021年12月25日)を獲得いたしました。
予約段階からSNSで話題となり、「自分の本質」を探し求める若い世代の共感を呼ぶ一冊となっています。
【作品紹介】
どれが僕で、どれが仮面なのかわからない――。
進学校に通う高校生の藤原七瀬。優秀だった兄は「異常な父」に反発して家出してしまったが、七瀬は父親の望み通りに淡々と勉強に励む日々を送っていた。
恋愛至上主義者の同級生キョウと休日に出かけはするが、恋人というわけではない。
そんなある日、人のほとんどいない図書室で、日本人形のような少女アンナに出会う。
運命の出会いに心躍らせる七瀬だったが、家族の中で唯一話せる母が入院して余命宣告を受けてしまい――。
「断罪の森」で七瀬の前に現れる、関西弁を話す白猫とは一体何者なのか?
たくさんの仮面をつけた主人公の歪んだ世界と葛藤を、現役大学生YouTuberが鮮やかに描いた意欲作!
【書籍概要】
書名:『雷轟と猫』
著者:藤原七瀬
定価:1,540円(本体1,400円+税)
発売日:2022年2月24日
判型:四六判
ページ数:248P
ISBN:978-4-04-605579-8
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322109000895/【著者プロフィール】
藤原七瀬(ふじわら・ななせ)
2017年、桐蔭学園高等学校卒業。同年、同志社大学法学部法律学科入学。現在在学中。
2019年、YouTubeチャンネル「ナナオは立派なユーチューバー」始動。