最初期作品から『天気の子』まで、新海作品を徹底分析!「新海誠展」にキュレーターとして参加した文芸評論家・榎本正樹が、文学的視点から完全解説した書き下ろし評論
新海誠という才能が誕生した背景と自主制作へと導かれていくまでのプロセスや、『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』『君の名は。』など各作品を読み解き、新海監督のアニメーションを映像文学として分析します。また最終章では、『天気の子』はいかにして作られたのか、本書のための新海誠監督ロングインタビューも掲載。
『新海誠の世界 時空を超えて響きあう魂のゆくえ』
著者:榎本正樹
発売:2021年11月17日(水)※電子書籍版も同日配信
定価:2,090円(税込)
体裁:四六判並製 単行本
頁数:440頁
装丁:木庭貴信+青木春香(オクタ―ヴ)
ISBN:9784040647098
発行:株式会社KADOKAWA
榎本正樹(えのもと まさき)
1962年、千葉県生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。著書に『電子文学論』『大江健三郎の八〇年代』(ともに彩流社)『Herstories(彼女たちの物語) 21世紀女性作家10人インタビュー』(集英社)『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。全話完全解読』(双葉社)など。