商品・サービストピックス
NHKの人気紀行番組「世界はほしいモノであふれてる」(NHK総合)。
今回の「せかほし」書籍化第3弾では、番組で反響を呼んだ7名(6章)の方々にスポットをあて、仕事にまつわるストーリーを紹介します!
世界規模のパンデミックを乗り越え、海外とのビジネスは新しい局面を迎えています。
その中で、海を越えて仕事をする7名の仕事への向き合い方や、今の仕事に就くまでの半生、「仕事に向き合うための10の質問」、仕事の舞台裏のエピソードなど、盛りだくさんの内容を収録しました。
それぞれのストーリーにある、素敵なモノを追い求める情熱と、さまざまな困難を乗り越えるタフさ、そしてハッピーでエネルギッシュな生き方を通して、「これからも海を越えて仕事する!」ということの答えを探る1冊です!
日本の骨董市で見た赤い襦袢に心を奪われて、そのまま日本に居続けて36年。十文字学園女子大学の名誉教授でKIMONOの伝道師ことシーラ・クリフさん。「Instagramのデータを見ると、私のフォロワーは8割が日本人。前は外国に向けて発信していたのに、今は日本人に着物の魅力を聞かれる」とシーラさん、KIMONOの新しい魅力を探して、イギリス・ロンドンと京都・丹後地方をめぐります。
坂野高広さんはイタリアのダンスミュージックレーベル、IRMA recordsの日本代表、音楽業界の人です。2017年、旅で訪れたベトナムで活気ある街のエネルギーに驚き、そこで、素朴で懐かしく東西が入り混じった陶器、ヴィンテージのソンベ焼きに心を奪われます。そんななか、東京とホーチミンに出店した矢先のパンデミック。しかし、ベトナムには一緒に買いつけをしてきた店長のハオさんがいて、日本ではStay Homeでちょっと贅沢な陶器の需要が高まっています。リモートで坂野さんの買いつけは続きます。
「アフリカの人たちにとって、ファッションはいちばん身近な自己表現。自分ってステキなんだと思えるきっかけになるんです」そう話すのは、大胆でユニークなアフリカンプリントに魅せられ、2015年にウガンダで起業したRICCI EVERYDAY代表の仲本千津さん。東京・代官山のショップには、アフリカンプリントのファッションアイテムが並んでいます。サステナブルでアップサイクルなバーククロス、ペーパービーズなど、唯一無二のブランドを目指して、仲本さんの旅はまだまだこれからです。
フロマジェとは、チーズの食べごろを見極めたり、アレンジの提案をしたり、いわばチーズ版のソムリエ。ファビアン・デグレさんは、ル・マンのチーズ屋さんに生まれ、日本のチーズ店で修行したのち、2015年、世界最優秀フロマジェコンクールで優勝しました。’21年6月には故郷ル・マンに自らのチーズ店をオープン。「チーズの世界は無限。誰も知らないチーズを提供したい」と語るファビアンさんの極上チーズを探す旅は続いています。
アメリカンドリームが現実だったミッドセンチュリー、アメリカでは良質で遊び心のある家具がたくさん作られていました。その魅力に取りつかれ、アメリカンヴィンテージ家具を35年前から扱ってきたACME Furniture。年々数が減っているだけに、名品がどこかに眠っていないか、カリフォルニアの青い空の下、足と情報と情熱でACME Furnitureのバイヤー、東さんと設樂さんはハリウッド、オーハイ、パサデナへ買いつけの旅に出かけます。
「台湾は、好きとかじゃなくてもう身内」と言うのは台北のセレクトショップ「你好我好」のオーナーでコーディネーターの青木由香さん。モノを作る人になりたくて美大へ進学。大学時代はバックパックで世界各国を旅し、将来を模索する中で台湾にたどり着きました。台北の迪化街で見つけたエビ皿、万能家電の電鍋、タイヤル族の織物、パイワン族の刺繍、アミ族の月桃カゴなど、青木さんが「あったかレトロ」な台湾を紹介します。
『世界はもっと!ほしいモノにあふれてる3~これからも海を越えて仕事する!』