コロナ禍で終わりの見えない不安の中、新たにRSウイルス感染症も流行の兆しを見せており、いつも以上に感染症について恐れや心労を感じていらっしゃる方は多いと思います。本書はそんな方々に向け、特に家庭で起こりやすい感染症についての知識をお伝えする一冊です。
本書の特長は以下の4つです。
①安心の著者陣
感染症研究の第一人者で著作やメディア出演も多数の岡田晴恵・白鷗大学教授と、自律神経研究の第一人者で臨床医でもある小林弘幸・順天堂大学教授が最新の見解を示します。
②イラストを多用したわかりやすい紙面展開
各感染症についてのイラストや図を多用し、わかりやすい紙面構成となっています。
③全31種類の感染症を掲載
ノロウイルス感染症から結核まで多くの感染症について解説しています。
④新型コロナもしっかりカバー
新型コロナウイルス感染症など現代の危機になりうる感染症についてもページを割いています。自宅療養をすることになった際の過ごし方や看護法、そのために必要な備蓄品リストなどの項目も充実しています。
本書は「30年以上使えるもの」を目指して制作されたものです。ぜひ一家に一冊長く置いていただき、ご家族が感染症にかかってしまったときはもちろん、かかる前にできることを知りたいときなどにお役立てください。
『
予防と対策がよくわかる 家族と自分を感染症から守る本』
著:岡田晴恵 監修:小林弘幸
定価:1,485円(本体1,350円+税)
仕様:四六判、並製、2C、160P
ISBN:978-4-04-604850-9
発売日:2021年10月13日(水)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャルサイト書誌情報ページ(最新の追加情報も掲載いたします)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000295/【著者・監修者紹介】
著:岡田晴恵(おかだはるえ)
白鷗大学教育学部教授。
埼玉県生まれ。共立薬科大学大学院修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退。アレクサンダー・フォン・フンボルト奨励研究員としてドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所に留学、国立感染症研究所研究員、日本経済団体連合会21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを歴任、現職に至る。感染症研究の第一人者として解説書だけでなく絵本・小説などの執筆も手がける。
監修:小林弘幸(こばやしひろゆき)
順天堂大学医学部教授/日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科(小児外科)博士課程修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学医学部小児外科学講師・助教授を歴任、現職に至る。自律神経研究の第一人者としてプロスポーツ選手・アーティスト・文化人へのコンディショニング・パフォーマンス向上指導にかかわる。
【目次】
Part1 危機管理としての感染症対策
新型コロナウイルス感染症/新型インフルエンザ/備蓄品リスト/災害と感染症/グローバル化と感染症
Part2 感染症とは?
感染症とは?/感染経路/感染症の3つの要因/日常的に気をつけること/予防接種とワクチン/出席停止基準/自律神経と感染症
Part3 いろいろな感染症
サルモネラ感染症/腸管出血性大腸菌感染症(O157など)/カンピロバクター感染症/ロタウイルス感染症(感染性胃腸炎)/ノロウイルス感染症(感染性胃腸炎)/流行性角結膜炎/咽頭結膜熱/急性出血性結膜炎/結核/百日ぜき/マイコプラズマ肺炎/水痘(みずぼうそう)/麻しん(はしか)/風しん/伝染性軟属腫(水いぼ)/伝染性紅斑(リンゴ病)/手足口病/流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)/伝染性膿痂疹(とびひ)/デング熱/溶連菌感染症/ヘルパンギーナ/RSウイルス感染症/インフルエンザ(季節性)/髄膜炎菌性髄膜炎/急性灰白髄炎(ポリオ)/ウイルス性肝炎(B型肝炎)