©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
除幕セレモニーには、公益財団法人角川文化振興財団の角川歴彦理事長と、小説家であり、『妖怪大戦争』の原作者である荒俣宏氏が登壇。それぞれ、 『妖怪大戦争 ガーディアンズ』のみどころや、 『妖怪大戦争 ガーディアンズ』で55年ぶりにスクリーンに甦る「大魔神」に込めた思い、「大魔神」の今後の展望などについて語りました。
除幕式では、司会の合図で荒俣宏氏と角川理事長の手により縄紐が引かれると、像を覆っていた幕の中から「大魔神」像(実際に映画で使われていた像:横4m×高さ3m×奥行き1.8m)が姿を現しました。
その後、「妖怪大戦争展2021ヤミットに集結せよ!」第二期展(7月3日(土)より開催中)の内覧が行われ、エントランスを飾る『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に登場するキャラクターを模した人形造形や、妖怪回廊に加わった新ギミック、ヤミット会場の妖怪変身コンテンツやフォッサマグナに関する化石などの新コンテンツがお披露目となりました。
荒俣宏先生
『妖怪大戦争 ガーディアンズ』という非常に大きな映画と、それをフォローアップする意味も込めたこの「妖怪大戦争展」のシーズン2をセットで皆さんにご覧いただけるのは本当に嬉しいなとつくづく思います。どんなにコロナに痛めつけられても、ついに第二期まで行きました。本当に面白いと思いますから、皆さんぜひ見てください。映画には「大魔神」が当然出てきますが、この「大魔神」の意味も、語れば1時間はかかる(笑) なんで出てくるんだこの映画に?というのがあると思いますが、これが実に重要なものになるということは、映画を観て頂ければ分かると思います。今日は封印中の「大魔神」がここにいます。明日からこの展示が再オープンするので会長と一緒に封印を解こうと思います。皆さまぜひ楽しんでいってください。
公益財団法人角川文化振興財団 角川歴彦 理事長
アメリカのエンターテインメントは『ゴジラvsコング』や『アベンジャーズ』のようなものすごく大きな映画をやっています。私もそうした映画をこまめに観ましたが、今の若者たちは大きなものに憧れているのだと思います。
KADOKAWAには『大魔神』がありました。私はこの「大魔神」を日本から世界に向けて本格的にデビューさせたいと思いました。そしてまた大映の資産として『妖怪大戦争』もあります。この『妖怪大戦争』に「大魔神」を登場させるというのは、さすがの三池(崇史)監督も驚いていました(笑) ただ、アメリカのSFXの大作は、理屈抜きでそうしたことを楽しませます。日本も少しでもハリウッドに近づきたい、そういう気持ちが今回の「ガーディアンズ」という言葉には込められています。
この展示は、子供たちが喜ぶようなさまざまなことをやっていますが、日本の伝統的な妖怪の在り方みたいなものも外さないようにしています。映画通から見ても妖怪の研究家の皆さまにも、なるほどよく妖怪のことを分かったうえでやっていると思って頂けるような展示になっています。
今日のこの日を迎えられて、私も喜んでおります。皆さんも一緒に楽しんでもらえたら有難いと思います。
©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
「大魔神」は1966年に大映(現・KADOKAWA)が製作・公開した日本映画の特撮時代劇シリーズ三部作(『大魔神』、『大魔神怒る』、『大魔神逆襲』)に登場する守護神であり、「ガメラ」と並ぶ大映の特撮映画、ひいては日本特撮界を代表するキャラクター。
今回の『妖怪大戦争 ガーディアンズ』では、“一度暴れだしたら100年はその怒りが収まらない”と言われながらも、東京に迫る“妖怪獣”に対抗するための最後の切り札として封印を解かれます。普段は穏やかな表情ですが、怒りが頂点に達すると憤怒の形相となって破壊の限りを尽くし、悪を制裁します。
7月3日(土)より、 「妖怪大戦争展2021 ヤミットに集結せよ!」には以下の新たなコンテンツが加わり、最恐の展示がさらにパワーアップしています!
●メインキャラ「隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)」&「狐面の女(きつねめんのおんな)」の人形造形がお出迎え!
●妖怪回廊内に『妖怪大戦争 ガーディアンズ』にも登場した妖怪たちが出現!?
●フォッサマグナに関する化石&解説エリアが新たに登場
●ヤミット会場で『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の妖怪に変身しよう!
●“妖怪盆踊り”にドット絵の『妖怪大戦争 ガーディアンズ』のキャラが新たに追加!
【展覧会タイトル】 妖怪大戦争展2021 ヤミットに集結せよ!
【英語タイトル】 The Great Yokai War 2021 Gather Yokai lovers for YAMMIT
【会期・会場】 2021年4月29日(木・祝)~2021年9月20日(月・祝)
角川武蔵野ミュージアム1Fグランドギャラリー
【主催】角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人角川文化振興財団)
【協力】「妖怪大戦争 ガーディアンズ」製作委員会、長野市立博物館分館 戸隠地質化石博物館、
KADOKAWA、角川メディアハウス、角川大映スタジオ
チケット価格
【オンライン購入価格(税込)】
大人(大学生以上):1,600円/中高生:1,000円/小学生:800円/未就学児:無料
【当日窓口購入価格(税込)】
大人(大学生以上):1,800円/中高生:1,100円/小学生:900円/未就学児:無料
出演者/スタッフ
寺田心
杉咲花 猪股怜生 安藤サクラ
大倉孝二 三浦貴大 大島優子 赤楚衛二 SUMIRE
北村一輝/松嶋菜々子
岡村隆史 遠藤憲一 石橋蓮司 / 柄本明
大森南朋 / 大沢たかお
監督:三池崇史
製作総指揮:角川歴彦 荒俣宏 脚本:渡辺雄介 音楽:遠藤浩二
制作プロダクション:OLM 配給:東宝 KADOKAWA
●チケット発売について
角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイトにて、オンラインチケットを発売中です。
当日券の販売も行っておりますが、予約状況によってご希望のお時間にご案内できない可能性もございますので、公式ウェブサイトでの事前予約をお勧めしております。
なお、コロナ禍における館内入場制限や注意事項につきましては、角川武蔵野ミュージアム公式WEBサイトにて随時掲載を行いますので、ご購入の際はご確認ください。
詳細は→
https://kadcul.com/
© 角川武蔵野ミュージアム
■「角川武蔵野ミュージアム」について
美術・博物・図書をまぜまぜにする、前人未到のプロジェクト。
イマジネーションを連想させながら、リアルとバーチャルを行き来する複合文化ミュージアムです。
運営の柱となるのは、館長である編集工学者の松岡正剛氏、博物学者の荒俣宏氏、芸術学・美術教育の研究者である神野真吾氏、建築家の隈研吾氏。この体制のもと、意欲的で革新的なスタッフが新しいミュージアムの創設に尽力します。
■住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
■開館時間: 日〜木曜 10:00-18:00/最終入館17:30
金・土曜 10:00-20:00/最終入館19:30
■休館日:第1・3・5火曜日
※祝日は該当する曜日の開館時間と同様
※休館日が祝日の場合は翌日休館
※レストランは除く
※開館日・時間は変更される場合もございます。
最新情報は公式WEBサイト(
https://kadcul.com/)をご確認ください。
・角川武蔵野ミュージアム 公式サイト:
https://kadcul.com/
・公式ツイッター:
https://twitter.com/kadokawa_museum
・Facebook:
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・Instagram:
https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum/・一般お問い合わせ:0570-017-396 (受付時間:10:00-17:00)
■角川文化振興財団は「わが国の文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する授賞、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。
・角川文化振興財団 公式サイト:
http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/
■「ところざわサクラタウン」について
2020年11月、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点としてKADOKAWAが埼玉県所沢市に開業した大型文化複合施設。書籍製造・物流工場やKADOKAWAの新オフィス、イベントスペース(ジャパンパビリオン、千人テラス)、体験型ホテル(EJアニメホテル)、ショップ(ダ・ヴィンチストア)、レストラン(角川食堂)、商業施設のほか、角川文化振興財団運営の「角川武蔵野ミュージアム」も建設。また、KADOKAWAと所沢市が共同で進める「COOL JAPAN FOREST 構想」および、KADOKAWA・埼玉県・所沢市の三者で連携・協力する協定に基づき振興を図る「埼玉カルチャー観光共和国」の拠点施設にも位置づけられています。
・ところざわサクラタウン 公式サイト:
https://tokorozawa-sakuratown.jp/
・公式ツイッター:
https://twitter.com/sakuratownjp/
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