(以下、敬称略)
長らく入手不可能、多くのファンから復刊を期待されていた本書が、ついに角川ホラー文庫からスタートします。
・新編集&デジタル修正の新装版
・初の電子書籍化
・今最も話題を集めるデザイナー、吉田ユニがカバー&帯のアートワークを担当。
新しく復活した天才・楳図かずおの本格ホラーシリーズを、ぜひお楽しみください。
・本格ホラーの”神髄”を語る!楳図かずお取り下ろしインタビュー、談話を全巻に収録
・詳細な解題や生い立ちの恐怖譚を語った秘蔵インタビュー
・草間彌生氏との対談(『こわい本3』『こわい本4』の巻末企画に収録)
・ヒグチユウコ氏による談話&描きおろしイラスト(『こわい本4』の巻末企画に収録)
『こわい本1 蛇』『こわい本2 異形』それぞれの冒頭16ページを文芸WEBマガジン「カドブン」(
https://kadobun.jp/)にて公開いたします。ぜひお楽しみください。
<実施概要>
『こわい本1 蛇』
●配信URL:
https://kadobun.jp/trial/kowaihon/af302kelnsgs.html
●公開期間:6/14 12:00 ~ 8/15 23:59
『こわい本2 異形』
●配信URL:
https://kadobun.jp/trial/kowaihon/entry-41699.html
●公開期間:6/15 12:00 ~ 8/15 23:59
『こわい本1 蛇』
美しく優しい姉が異様な変貌を遂げる恐怖を描く「うろこの顔」をはじめ、映画化された「蛇娘と白髪魔」、「口が耳までさける時」の3篇を収録。
情報ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000231/
『こわい本2 異形』
異形をテーマに再編集。「笑い仮面」(前・後)と「地球最後の日」を収録。楳図かずおの初期の傑作ホラーが新編集で蘇る。
情報ページ:「こわい本2 異形」
https://www.kadokawa.co.jp/product/321909000230/【今後の刊行予定】
2021年
7月『こわい本3 狂乱』
8月『こわい本4 呪縛』
9月『こわい本5 執念』
10月『こわい本6 怪物』
11月『こわい本7 闇』
12月『こわい本8 異形2』
2022年
1月『こわい本9 影』
2月『こわい本10 顔』
■書誌情報
発売:2021年6月15日(火) 1巻2巻同時発売
定価:各本体880円+税
体裁:文庫版
頁数:320頁(1巻)、352頁(2巻)
装丁:吉田ユニ
装画:楳図かずお
ISBN:『こわい本1 蛇』9784041089910 紙本 電子書籍有 /『こわい本2 異形』9784041089903 紙本 電子書籍有
発行:株式会社KADOKAWA
初出:『こわい本1 蛇』…「うろこの顔」『週刊少女フレンド』1968年9号~23号、「蛇娘と白髪魔」『ティーンルック』1968年27号~29号、「口が耳までさける時」『虹』第29集(1961年10月)、『こわい本2 異形』…「笑い仮面」『少年画報』1967年1月号~11月号、「地球さいごの日」『少年画報』1966年8月号
※本書は角川ホラー文庫のオリジナル編集です。
※写真(C)楳図かずお
楳図かずお
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ、“グワシ”は社会現象となった。このほか、『おろち』『洗礼』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』など、数多くのヒット作を生み出す。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍中。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰。