このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計3作品を6月10日(木)に発売いたします。日本の国難を招いた「官邸主導」による大暴走。渾身の検証と提案を1冊に凝縮『官邸の暴走』(古賀茂明)、担当弁護人が見たゴーン事件の舞台裏と、根源にある司法制度の欠陥を徹底解説する『人質司法』(高野隆)、日本は右傾化したのか? 滞在30年の著者が多層的な愛国の姿を提示する『日本人の愛国』(マーティン・ファクラー)などが登場! ぜひこの機会にお手に取りください。★最新情報を発信中! 角川新書公式Twitter:@kadokawashinsho
『官邸の暴走』古賀茂明
『人質司法』高野 隆
『日本人の愛国』マーティン・ファクラー |
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
【各作品概要】
『官邸の暴走』
安倍政権で「政治主導」の名のもと強化された官邸の権力。それは様々な問題を引き起こし、菅政権ではコロナ禍に対処できない事態を招いた。官邸の課題を検証し、日本の危機脱出への大胆な改革案を提示する!
[著者プロフィール] 古賀茂明(こが・しげあき)
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。大臣官房会計課法令審査委員、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的改革案を提起。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、10年秋に公務員改革の後退を批判、11年4月には日本初の東京電力破綻処理策を提案。同年9月に退職後は、テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーターや政党のアドバイザーなどを務めたのち、各誌コラム・著書・メルマガで提言を続けている。主著に『日本中枢の崩壊』(講談社文庫)、『官僚の責任』(PHP新書)、『国家の暴走』(角川新書)、『日本を壊した霞が関の弱い人たち 新・官僚の責任』(集英社)など。
定価:本体1,000円+税 / 頁数:336ページ
詳細:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322010000570/
『人質司法』
「私は日本の司法制度の人質ではない」と述べ逃亡したカルロス・ゴーン氏。担当弁護士が明かす、彼の実像と苦悩とは。そして、諸悪の根源「人質司法」の実態について、自らの経験と豊富な実証を基に、鋭く切り込む!
[著者プロフィール] 高野 隆(たかの・たかし)
1956年生まれ。弁護士。高野隆法律事務所代表パートナー。一般社団法人東京法廷技術アカデミー代表理事。79年、早稲田大学法学部卒業。82年、弁護士登録(埼玉弁護士会)。87年、サザン・メソジスト大学ロー・スクール卒業(LL.M)。2004年、早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)教授(09年まで)。19年2月より、日産自動車元会長カルロス・ゴーン氏の弁護人を務めた。著書に『憲法的刑事手続』(分担執筆)、『ケースブック刑事証拠法』(編著)、『弁護のゴールデンルール』(翻訳)、『刑事法廷弁護技術』(共著)などがある。
定価:本体900円+税 / 頁数:288ページ
詳細:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000106/
『日本人の愛国』
安倍政権下、右傾化が言われるようになったが、日本を見続ける外国人ジャーナリストは否とする。戦前戦後、そして大きな転機となった2つの出来事などから、単純に語れない日本人の複雑な愛国心を活写する。
[著者プロフィール] マーティン・ファクラー
ジャーナリスト。1966年アメリカ・アイオワ州生まれ。大学生のときに台湾の東海大学に留学。慶應義塾大学をへて、東京大学大学院で経済学を研究生として学ぶ。イリノイ大学でジャーナリズムの修士号を、カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の修士号(現代東アジア史専攻)を取得した後、96年よりブルームバーグ、AP通信社、ウォール・ストリート・ジャーナルで記者として活躍。2009~15年、ニューヨーク・タイムズ東京支局長。11年の東日本大震災の精力的な報道で、12年ピュリッツァー賞のファイナリストとなった。著書に『同調圧力』(角川新書、共著)、『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』(双葉社)、『フェイクニュース時代を生き抜く データ・リテラシー』(光文社新書)など多数。
定価:本体900円+税 / 頁数:224ページ
詳細:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321906000008/