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KADOKAWAグループのGeeXPlus社海外インフルエンサー主導のアニメ製作事業を始動第1弾は人気アニメ YouTuber "Gigguk "と『コードギアス 奪還のロゼ』監督の大橋誉志光による短編アニメ~8/24、先行劇場上映会も決定~

株式会社ドワンゴ

 株式会社GeeXPlus(ギークスプラス/本社:東京都千代田区、代表取締役:栗本直彦、株式会社ドワンゴの子会社/KADOKAWAグループ傘下)は、米国ロサンゼルスで開催中の北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」(7月3~6日)のパネルにて、アニメ・コンテンツ製作を手掛ける新規事業「GeeXProductions」を立ち上げたことを発表しました。
 あわせて、同事業の第一弾となるコンテンツとして、短編アニメ映画『bâan-大人の彊界-』(バーン-おとなのきょうかい-)、1クールアニメ『Soul Mart』(ソウルマート)など、計3作品の情報を公開しました。

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事業立ち上げの背景

 GeeXPlusは、2019年に設立された、アニメ・ゲーム・マンガジャンルを得意とする海外クリエイターのマネジメント事務所兼インフルエンサーマーケティング会社です。多くのIPを創出し続けるKADOKAWAグループの一員として、国内外のコンテンツ市場をつなぐ架け橋となることを目指してきました。 アニメファンが世界中で拡大し続けている中、アニメ制作に高い関心と優れた表現力を持つ海外クリエイターも年々増加しています。GeeXPlusでは、そうしたクリエイターたちと向き合う中で、彼らの可能性と熱意を活かした新たな取り組みの必要性を感じてきました。
 その想いを受け取り、彼らとともにGeeXPlusならではの形でアニメ・コンテンツを世界に発信するべく 、本事業を立ち上げました。今後はマネジメントやマーケティングにとどまらず、アニメ制作やプロデュースに挑戦する海外クリエイターの支援にも注力してまいります。

 現在「GeeXProductions」では、専属/所属クリエイターによる3本のアニメプロジェクトが始動しています。2025年8月にはYouTubeチャンネル登録者数300万人超えのアニメYouTuberの先駆けとして知られる「Gigguk(ギガク)」による短編アニメ『bâan-大人の彊界-』の日本先行上映会を、2025年11月にはYouTubeチャンネル登録者数130万人超の3Dアニメーター兼YouTuberの「Dillon Goo(ディロングー)」による1クールアニメ『Soul Mart』のパイロット版公開を予定しています。
 GeeXPlusは、アニメーション分野において新たな源流となりうるYouTuber発のアニメ製作にいち早く取り組み、その魅力を国内外に発信していきます。

「GeeXProductions」作品一覧

■『bâan-大人の彊界-』
Gigguk初のアニメ制作となる本作では、「Garnt Maneetapho(ガーント マニタポ)」名義で企画・原案を担当します。タイ人の両親のもとイギリスで育ち、タイでも暮らした彼自身の文化的アイデンティティや居場所をめぐる葛藤が物語のテーマとして描かれています。監督は『コードギアス 奪還のロゼ』『ウィッチブレイド』『刻々』などの監督としても知られる大橋誉志光が務め、音楽は『薬屋のひとりごと』や『メイドインアビス』を手掛けたKevin Penkinが担当します。
本作は「Anime Expo 2025」のパネルにて制作陣が完成を発表し、今年8月の劇場上映会で本編を初公開した後、制作の舞台裏に迫ったドキュメンタリーとともにYouTubeにて一般公開される予定です。

<作品概要>
■タイトル:『bâan-大人の彊界-』(本編:17分)
■先行公開:2025年8月24日(日) 日本国内の劇場上映会にて(場所等の詳細は後日公開予定)
■一般公開:アニメ制作の舞台裏ドキュメンタリー長編とともにGigguk公式YouTubeにて公開
※詳細や公式グッズ販売についても同チャンネルにて順次公開予定

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■言語:日本語版/英語吹き替え版(予定)
■企画・原案:Garnt Maneetapho(Gigguk)
■企画・製作:株式会社GeeXPlus
■監督:大橋誉志光
■音楽:Kevin Penkin
■主要キャスト:ダイチ役:石毛翔也、リン役:三川華月
■制作:studio daisy

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■あらすじ:
日本と繋がれた異世界の国「ユーサニア」で、故郷を離れ自分の居場所を探す2人の主人公リンと大地。大地は過保護な両親のいる日本を離れ、自由な生活を求めてユーサニアへ向かう。リンは幼くして孤児となり、自立して生きる必要性を感じてユーサニアを離れるが…。

<Giggukコメント>
私の人生はアニメのおかげで計り知れないほどに変わりました。だからこそ「アニメを作る」というのは子供の頃からずっと思い描いてきた夢でもありました。
これまで私は多くの国に住み、様々な文化に触れてきました。タイ人の両親のもとイギリスで育った私は、「故郷」という概念を理解するのがいつも難しいと感じていました。そして成長して初めて、自分なりの答えを見つけたのです。
この短編アニメには、自分自身の「本当の故郷」を探し求めた経験と感情のすべてを込めています。

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<監督:大橋誉志光コメント>
Garntという人間に興味が湧いたことと、ちょうど別の企画を終えたところだったので「ショート映画なら気軽にできそう」と思ったことが、本作の監督を引き受けた理由でした。
しかし実際作ってみたら、私が容赦なくリテークを出したこともあり、思いのほかヘビーな作業になりまして。もっと楽に作る方法もあったのですが、今自分たちができることを最大限つぎ込み、「studio daisy」の名刺にもなるようなとても良い作品にできたと思っています。

■『Soul Mart』
「KADOKAWA」「DillonGoo Studios」「GeeXPlus」の共同出資によるオリジナル1クールアニメ『Soul Mart』 。原作・脚本・監督は、2014年に国際WEBアカデミー賞「最優秀アニメーションシリーズ賞」を受賞した3DCGアニメシリーズ『RWBY』の制作メンバーとしてアクションシーンなどを担当し、3Dアニメーター兼YouTuberとして130万人以上のYouTubeチャンネル登録者数を誇る「Dillon Goo」が務めます。プロデューサーは、エミー賞を6度受賞し、映画『マダガスカル』や『ペンギンズ』で知られる「Chris Neuhahn」が担当します。パイロット版は2025年11月頃、原作となるWeb漫画は2025年9月頃に公開予定です。

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<作品概要>
■タイトル:『Soul Mart』 (1クール版本編22分×12話。パイロット版22分×1本)
■配信方法:YouTube
・パイロット版:2025年11月公開予定(詳細は順次公開予定)
・1クール版:2027年公開予定
■言語:英語版/日本語吹き替え版(予定)
■原作・脚本・監督:Dillon Goo
■プロデューサー:Chris Neuhahn
■製作:株式会社GeeXPlus

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■あらすじ:
謎のエナジードリンク「AWAKE.EXE」を飲んだ瞬間、キエルの人生は一変する。彼の手首に現れた呪われた刺青が死へのカウントダウンを刻み始めたとき、悪魔の存在を信じるスーパーのレジ打ちサリナが彼を救うきっかけとなる。
友情と裏切り、犠牲と覚醒。―魂を賭けた戦いが今、始まる。

<Dillon Gooコメント>
 SNSやインターネットなどが発達した世の中では、常に評価されたりなにかに追われていると感じる人が多いと思います。そんな日常に苛立ちを覚える人に焦点を当て、「抗えるぞ!」というメッセージを伝えたくて今回脚本を作りました。
 自分が会社員をしていた頃から「役員」とか「取締役」とかの肩書きって威圧的だなと感じてたんです。なので悪魔企業の役員たちと戦うキエルとサリナを見て、上司に怯えてたり権力に抗う人たちの力になるかもしれません。でもそんな真面目な話よりもまずはこの作品を楽しんでもらいたいです!

■『Otachan! Rabbit Season』
「Otaku-Vs(オタクヴィエス、GeeXPlus所属)」が制作し、200万回以上再生された人気回もあるオリジナルYouTubeアニメシリーズ『Otachan!』。「Anime Expo 2025」では、同シリーズ『Otachan! Rabbit Season』の最新話をプレミア上映にて初公開しました。また、順次Otaku-Vs公式YouTubeチャンネルでも配信します。

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「GeeXProductions」担当者コメント

私たちは、クリエイターおよびブランドパートナーに対し、さらなる価値を生み出す取り組みを続けてきました。その一環として、KADOKAWAグループの一員という強みを活かし、オリジナルアニメIPの創出に乗り出せることを大変嬉しく思います。これにより、企画から完成まで、より深くクリエイティブプロジェクトに関与できる体制が整います。
当社は、オーガニックなファンベースを持つインターネット発の優れたクリエイターと多数つながっており、アニメ業界の専門家との強固なネットワークも築いています。こうした強みを掛け合わせることで、クリエイターのアイデアをこれまでにない形で、業界と連携しながら実現することが可能になりました。
(GeeXPlusチーフオフィサー兼エグゼクティブプロデューサー Rick Gao)

クリエイタープロフィール

■Gigguk/Garnt Maneetapho
Gigguk (ギガク、YouTubeチャンネル登録者数360万人) は海外のアニメ系YouTuberのパイオニアで、海外のアニメファンから最もリスペクトされているインフルエンサーの一人です。
真摯に作品と向き合う姿勢や鋭い考察力を活かしたアニメレビュー動画の人気が高く、『ドメスティックな彼女』や『ヴィンランド・サガ』の作者との対談動画も実施しています。
2021年にはNetflixアニメ企画「Netflix x Anime Trending」にプレゼンターとして出演し、2025年には「クランチロール・アニメアワード 2025」にゲスト出演しました。
CDawgVA, The Anime Manと共に立ち上げた「Trashtaste」のポッドキャストが人気を博し、「Trashtaste」として2022年に実施した24時間生配信のチャリティー企画では、2,200万円の寄付金を集め「国境なき医師団」に全額寄付しました。
 
公式YouTube (Gigguk): https://www.youtube.com/@gigguk
公式YouTube (Garnt): https://www.youtube.com/@GarntM
公式X: https://x.com/giggukaz

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■Dillon Goo
Dillon Goo(ディロン グー、YouTubeチャンネル登録者数137万人)は、3Dアニメーター・3DCGデザイナーです。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下にあったアメリカ合衆国のエンターテインメント会社「ルースター・ティース(2024年3月に事業終了)」にて3DCGアニメ『RWBY Volume 3』の戦闘シーンを担当するリード・アニメーターとして所属しアニメーション技術を磨きました。現在は、2000年に米国で設立した「DillonGoo Studios LLC」のアニメーターや技術者たちとチームを組み、独自に開発したアニメーション技術を用いた3Dアニメを多数手がけ、作品は主に公式YouTubeチャンネル「dillongoo」にて公開しています。
 

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公式YouTube (dillongoo): https://www.youtube.com/@dillongoo
公式YouTube (Professor Goo): https://www.youtube.com/@professorGoo
公式X (Dillon Goo): https://x.com/DillonGoo/
公式X (DillonGoo Studios): https://x.com/dillongoostudio/

■Otaku-Vs
Otaku-Vs(オタクヴィエス、YouTubeチャンネル登録者数60万人)は、インターネットサブカルと日本の90年代アニメを融合させた作品を作るインディーズアニメクリエイターです。セル画調の可愛らしいアニメーションに英語圏のネタや文脈で語られるカオスなギャグやアクションシーンの組み合わせは唯一無二の映像に仕上がっています。
 
公式YouTube(Otaku-Vs): https://www.youtube.com/c/otakuvs
公式X(Otaku-Vs): https://x.com/otakuvs

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株式会社GeeXPlusについて

株式会社ドワンゴの子会社であり、海外クリエイターを抱えるマネジメント事務所兼インフルエンサーマーケティング支援会社。東京を拠点に国際的なコンテンツ制作をお届けしています。マンガアニメ、ゲームの分野を得意とするアニメYouTuberや、旅や食のプロモーションを得意とするクリエイターなど、多様な切り口で日本文化を海外へ発信する文化の懸け橋となるべく、所属クリエイターを使いさまざまな企業の英語圏でのプロモーションを、企画から動画撮影、配信まで行っています。

※クリエイターのお問い合わせは、公式HPの問い合わせフォームよりご連絡ください。
※「GeeXProductions」や今後のプロジェクトについては、公式HP・公式Xをご覧ください。

公式HP: https://www.geexplus.co.jp/
公式X: https://x.com/GeeXPlus_staff


《報道関係者のお問い合わせ先》 
株式会社ドワンゴ 広報部:E-mail:dwango-pr@dwango.co.jp

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