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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野 剛)は、10月30日(水)に「昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ」(原案:ヤスダコーシキ)を発売いたします。
昔の絵画や昔話には血と死と復讐が入り混じるグロテスクなお話が眠っています。
「恋人の心臓の血をすする女の子の話」や「怒りを買って睾丸をえぐりだされた男の話」、「大量殺人鬼の妻になった話」、果ては「人肉シチューの話」なんかもあります。その中には、なんと実話もあるというから驚きです。そんなグロテスクな話を様々な画風でコミカライズしました。
原案を担当したのは、SNSに古今東西の芸術に関する豆知識を投稿している「昔の芸術をつぶやくよ」。Xのフォロワーは21万人超えで、淡々とした語り口で恐ろしい話を読ませてくれるのが大人気です。
今回は「昔の芸術をつぶやくよ」の厳選した12本の話を、個性的な5人の漫画家がコミカライズ。少女漫画風、ギャルマンガ風、コミックエッセイ風と……内容は恐ろしくてグロテスクなのに絵柄が可愛くてどこかアンバランスで不気味な漫画にしてくれました。読みながら感情がぐちゃぐちゃになること間違いなしです。
一見美しくはかなげな女性が苺を手に持ったように見える1650年頃に描かれた「ギスムンダ」という絵画があります。彼女が右手に握っているものは苺ではありません。実は、恋人の心臓なのです…。彼女がなぜ恋人の心臓を手に握らなければならなかったのか。そこには、身分の違う恋愛に激怒した父親によるグロテスクで過激すぎる仕打ちが隠されていたのです。(第1話「ギスムンダと恋人の心臓」より)
愛妻家だった領主ティアボルトは妻を亡くしてしまうのですが、死の間際に「私のはめている指輪がぴったり合う人と再婚して」と言い残します。ティアボルトは指輪のぴったりはまる再婚相手を探すのですが、なんと娘のドラリスの指にぴったり。これを受けてティアボルトは「実に娘と結婚しちゃお」と考え、娘を追いかけまわしてしまい……。(第4話「ティアボルトとドラリス」より)
グロくて過激な12本の物語が詰まった1冊です。
原案●ヤスダコーシキ:「昔の芸術をつぶやくよ」名義でSNSで投稿している古今東西の芸術に関する豆知識が人気。著書に『つい人に話したくなる名画の雑学』(KADOKAWA)がある。X:@LfXAMDg4PE50i9e
漫画●5人の漫画家が担当。CHIHIRO(@chihiro21865527)、棘茸bot(@togekinoko12)、ねおきてる(@neoki_teru)、陽向シズク(@hinata_shizuk)、みなみ(@minami_152133)
書誌情報
【タイトル】昔の芸術を〈少女漫画風に〉つぶやくよ
【定価】1430円(税込み)
【発売日】2024年10月30日(水)
【ページ数】160ページ
【発行】株式会社KADOKAWA