ニュースリリース

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就労継続支援事業などを手掛けるWin Graffiti株式会社を子会社化

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下 KADOKAWA)は、就労継続支援事業などの福祉事業や鶏卵事業などを手掛ける、Win Graffiti株式会社(読み:ウィン・グラフィティ、本社:栃木県宇都宮市、代表取締役社長:島田利枝、以下 Win Graffiti)の株式譲渡による株式取得を通じて、2024年4月26日、Win Graffitiを子会社化する契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

※障がいや病気のために一般企業や事業所での就労が困難な方々に対して、就労機会を提供するとともに、知識・能力の向上のために必要な訓練を行う事業。

 

子会社化の背景・目的

KADOKAWAグループは、出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育など幅広い事業を展開する総合エンターテインメント企業として、従業員がクリエイティビティを発揮し、モチベーションを向上できる環境づくりや制度の拡充を行っています。また、多彩な人材が当社のさまざまな事業を生み出し・支えるとの考えから、障がい者を含めた多様性のある人材の採用に力を入れています。2019年には、コーヒー豆の焙煎・販売を中心としたものづくり事業、編集やバックオフィスなどの業務支援を中心とした事業など、多様な職域を展開する特例子会社・株式会社角川クラフトを設立いたしました。
鶏卵事業を中心とした高付加価値な作業に障がい者が主体的に関与できるスキームを確立しているWin Graffitiの子会社化を行うことで、事業として成立しうるサステナブルな障がい者雇用の拡充を行っていきます。また、本件を上場企業の障がい者雇用に対する向き合い方のモデルケースのひとつとなるよう努めるとともに、KADOKAWAグループの新たな価値創造に資する取り組みとして挑戦してまいります。

Win Graffiti株式会社の概要

2014年5月の会社設立後、同年11月に全国初となる厚生労働省中小企業障害者多数雇用助成事業の認定を取得。以降、障がい者就労継続支援A型事業所「わらくや」(栃木県真岡市初の指定許可)、障がい児放課後等デイサービス「わらくやJr.ドリーム」など、複数の福祉事業を展開。遺伝子組み換えなしの国産穀物や防腐剤・残留農薬ゼロなど安全にこだわった食事と、ストレスの少ない平飼いで飼育される希少な純国産鶏「もみじ」の高級卵を生産・販売する「ハコニワファーム」ブランドの鶏卵事業も行っています。

● 会社名:
Win Graffiti株式会社

● 所在地:
栃木県宇都宮市清原台6-26-5(本社)
栃木県真岡市下籠谷2593-4(真岡事業所)

● 設立年月:
2014年5月

● 代表者:
島田利枝

● 従業員数:
25名(うち障がい者15名) 
※2024年4月20日時点

● 事業内容:
福祉事業:就労継続支援A型事業、放課後等デイサービス事業、障がい者相談支援事業、障がい児相談支援事業
事業活動:鶏卵事業、メガネ加工、請負作業、児童創作活動

● URL:
https://warakuya.tochigi.jp/

業績への影響

Win GraffitiはKADOKAWAグループの連結決算対象外となります。

株式会社KADOKAWAについて

出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育、ところざわサクラタウンを中心としたIP体験施設の運営など、幅広い事業を展開する総合エンターテインメント企業です。優れたIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、さまざまな形で世界に届ける「グローバル・メディアミックス」戦略を、テクノロジーの活用により実践しております。
https://group.kadokawa.co.jp/

以上

《本件に関する報道関係からのお問合せ先》
株式会社KADOKAWA IR・広報室
E-mail:pr-dept@kadokawa.jp


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