ニュースリリース

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角川青羽×bilibili共同プロジェクト始動 中国人漫画家がKADOKAWA小説作品をコミック化~2021年8月2日より3作品を先行配信~


株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛、以下KADOKAWA)は、中国子会社である角川青羽(上海)文化創意有限公司(本社:中国上海市、董事総経理:吉田さをり 、以下角川青羽)と、中国総合配信コミュニティ・上海寛娯数碼科技有限公司(本社:中国上海市、董事⻑兼CEO:陳睿、以下bilibili)が、日中合作漫画の制作・配信する共同プロジェクトを発足することをお知らせいたします。



本プロジェクトでは、KADOKAWA作品を原作に、中国人漫画家が中国市場に向けたコミックを描き、角川青羽とbilibiliが制作・配信まで行います。すべての作品がフルカラーで描かれており、漫画スタイルは、縦スクロール漫画、日本式コマ漫画、4コマ漫画など作品の特性に合わせて制作されます。

共同プロジェクトで制作される作品は、全部で7作品を予定しており、8月2日に先行作品として以下3作品を発表する予定です。

■先行配信3作品

・「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪龍認定」:中国版題名《食草老龙被冠以恶龙之名 出山入世篇》
原作:榎本快晴、キャラクター原案:しゅがお、漫画:K7NG(漫画キャラクター設計)
・「千剣の魔術師と呼ばれた剣士」:中国版題名《千剑魔术剑士 救赎篇》
原作:高光晶、キャラクター原案:Gilse、漫画:開明
・「なれる!SE」:中国版題名《奋斗吧!系统工程师 码农出道篇》
原作:夏海公司、キャラクター原案:Ixy、漫画:帝企鵝蛋巻

漫画の配信先は、「哔哩哔哩漫画」(bilibili傘下の漫画プラットフォーム)となっております。哔哩哔哩漫画は、中国国内正規版漫画アプリの最大手の一つです。

KADOKAWA、角川青羽及びbilibiliは、この国際的プロジェクトを通じて、中国及びグローバルに発信できる魅力的な作品を創造するための新たなスキームを構築するとともに、日中のクリエイターを起用することにより、両国のグローバル人材の育成・クオリティーの向上にも努めてまいります。

■株式会社 KADOKAWA について

出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育、MD、コトビジネス、インバウンド関連などの幅広い事業を展開する総合エンターテインメント企業です。働き方改革(ABW=Activity Based Working)を含めたデジタルトランスフォーメーションの推進により、優れたIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、様々な形で世界に届ける「グローバル・メディアミックス」戦略を実践しております。
https://group.kadokawa.co.jp/

■角川青羽について

2018年に中国・上海に設立されたKADOKAWAグループの100%子会社です。KADOKAWAがもつ豊富なIP開発ノウハウ、クリエイターとのネットワークを活かし、コンテンツに不可欠な原案(作品コンセプト、シナリオ、キャラクターデザイン等)の制作を通じて、中国エンタメ関連企業とともに、中国及びグローバル市場でヒットする中国国産のIP(漫画、アニメ、ゲーム等)を開発することを目的としております。

■bilibiliについて

bilibiliは中国の若い世代が集まる総合配信コミュニティで、ユーザーからは「B站(ビージャン)」と呼ばれています。2021年第一四半期までのMAUは2.23億に達し、その中で35歳以下のユーザーが86%以上を占めています。
https://www.bilibili.com/

■哔哩哔哩漫画について

哔哩哔哩漫画はbilibili傘下のハイクオリティ漫画プラットフォームで、中国国内正規版漫画プラットフォーム最大手の一つです。現在では12,000作以上の作品数を有し、千名以上のクリエイターと協力関係を築いています。
https://manga.bilibili.com/


以上



角川青羽は、KADOKAWAの持つ小説、漫画、アニメ、映画、ゲーム等の豊富な制作経験を生かし、中国の優秀な企業と提携することにより、中国のユーザーに向けた良質なIPの創出を行います。
同時に、日中両国の企業、クリエイターたちに文化交流と技術交流の舞台を提供し、将来更なるグローバル展開を行う作品作りのために事業を続けてまいります。


【本件に関する報道関係からのお問合せ先】
株式会社KADOKAWA 広報部
E-mail:pr-dept@kadokawa.jp


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