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2021年度以降の数学検定準2級・3級は出題傾向が変化している
実用数学技能検定「数検」(以下、数学検定)は、2021年度以降に始まった中学校・高等学校の学習指導要領に配慮して検定を実施しています。
2021年度以前と以降の学習指導要領では、次のような学習内容が追加されました。
(中学1年)「素数」「累積度数」が追加
(中学2年)「反例」「四分位範囲」「箱ひげ図」が追加
(中学3年)「誤差や近似値」「a×10^nの形の表現」が追加
(高校1年程度)「仮説検定の考え方」「期待値」が追加
数学検定3級の出題範囲は「中学校1年~中学校3年程度を目安」、数学検定準2級は「中学校3年~高校1年程度を目安」とされていますので、学習指導要領の変化/改訂を的確に押さえた最新の対策本で準備することが合格への近道となります。
プロ講師による「丁寧でわかりやすい解説」を紙面で再現!
本書は、中学生・高校生を指導する現役の予備校講師を著者に起用し、学習指導要領が新しくなってからの数学検定の出題傾向の細かな変化を適切に反映しました。
多くの生徒を指導する中で蓄積された「学習でつまずきやすいポイント」を可能な限り取り上げ、丁寧でわかりやすく解説しています。これらの解説は現役の生徒だけでなく、大学生・社会人の方、自身の学年よりも上の級の合格を目指す方にも役立つことでしょう。
予想問題で合格への準備が盤石に!
準2級には3回分、3級には2回分のオリジナル予想問題が付いています。
これらの予想問題は数学検定の過去問題を著者が徹底分析し、出題されやすい問題、過去に出題はないが今後出題が予想される問題をバランスよく収録しています。
さらに、公益財団法人 日本数学検定協会(本部:東京都台東区、理事長:髙田忍)の監修を受けており、問題数や難易度はより本番に近い形を再現しています。
基本事項の習得から実戦演習までが1冊にまとまった本書を活用すれば、「面白いほど合格する」ことでしょう。
【書誌詳細】
書名:改訂版 数学検定準2級に面白いほど合格する本
著者:佐々木誠
監修:公益財団法人 日本数学検定協会
定価:1,650円(本体1,500円+税)
ISBN:978-4-04-606114-0
判型:A5判
ページ数:288ページ
発売日:2024年1月29日(月)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322209001123/
書名:改訂版 数学検定3級に面白いほど合格する本
著者:高梨由多可
監修:公益財団法人 日本数学検定協会
定価:1,650円(本体1,500円+税)
ISBN:978-4-04-606115-7
判型:A5判
ページ数:264ページ
発売日:2024年1月29日(月)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322209001124/
【著者プロフィール】
佐々木誠(ささき まこと)
代々木ゼミナール数学科講師。広島市出身。実用数学技能検定1級合格。数学が好きで、そのおもしろさを伝えたいと予備校講師の道へ。授業は「癒しの講義」と支持されている。
著書に『改訂第2版 大学入学共通テスト 数学Ⅰ・A予想問題集』(KADOKAWA)などがある。
高梨由多可(たかなし ゆたか)
河合塾講師。中高一貫校の中学生から高校生・高卒生、さらに基礎クラスから東大志望クラスまで幅広く指導。定義・原則の理解を徹底し、ただ単に解法を教えるのではなく、「なぜその解法をここで用いたのか」という「意識化」を重視した授業を展開している。プライベートにおいては体を動かすことが大好きで、子どもの学校関連や地域の運動系活動には必ずと言ってよいほど参加している。子ども6人の子育てにも日々奮闘中である。
著書に『大学入試問題集 ゴールデンルート 数学IA・IIB 基礎編/標準編/応用編』(橋本直哉氏との共著;KADOKAWA)がある。