商品・サービストピックス
この物語は、あなたの宝物になる。
本作品は、発売から約1か月で3刷目の重版を決定。さらに、テレビ・新聞・雑誌など多数のメディアで取り上げられるなど話題沸騰!
全国の書店員さんより「希望のかたまりのような一冊」「予想以上に心が震えた」「今の時代を共に過ごしたからこそ響く景色がみえてくる」「コロナ禍でも「青春」を諦めなかった姿には本当に励まされます」「心に多くのきらめきが流れる青春小説」など数多くの感想が寄せられています。
この夏、本作品を読んで夜空を見上げてみませんか?ぜひご注目ください!
物語の力を再認識すること間違いなし!絶賛&共感のコメント続々
★たくさん我慢した世代だけど、どんな時だって人と人は繋がれる!!
希望のかたまりのような一冊です。
(くまざわ書店昭島店 森田めぐみさん)
★大切なものってどうやって守ったら良かったんだろう。
ただ一回の人生の、一日を、一年を生きる私たちに大切なことを思い出させてくれる。
(あおい書店(らくだ)富士店 鈴木裕里さん)
★予想以上に心が震えた。
一つ一つの展開に鳥肌が立ち、勝手に涙が出てくる。
ああ、これが心が震えるということか。
(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん)
★かつて、中学生だったあなた。今、中学生のあなた。何かに夢中だったあなた。夢中になれるものが無いあなた。この星を読めばきっと、探していたものが見つかるでしょう。
(BOOKSえみたす大口店)
★自分が好きなこと、したいことを見つけたら、それは大人になってもずっと持ち続けて、前に進んでほしい。
今この時代にこの小説の眩しさに包まれて幸せだ。
きっとこの作品は生きづらさをかかえて、苦しんでいる誰かを守ってくれる。あなたの夜空にも星は輝く。
(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)
★一度しかない学生生活で悔しさだけではない、爪痕が胸に残る。
「コロナ憎い」から始まった物語かもしれないが、その想いをグッと昇華させ、
今の時代を共に過ごしたからこそ響く景色がみえてくる作品だ。
(ブックマルシェ我孫子店 渡邉森夫さん)
★辻村作品で私の好きなところは傷つき悩んでる子どものそばには頼れる大人がいることです。
私が子供の頃、こんな大人が居てくれれば……。
子供に対して自分がこんな対応ができていれば……と憧れます。
(福家書店古河店 五月女さん)
★これ以上ないくらい青春が詰まった一冊。
主人公たちにとって忘れられない思い出とともに、
私にとっても生涯忘れられない一冊になった。
(平安堂あづみ野店)
★安直だけど夜空を見上げたくなる。
何十年後かにコロナ渦を顧みた時に読んだ人の心に残る作品だと思う。
(ブックスジュピター 林貴史さん)
★コロナ禍で脇に追いやっていた気持ちをすくい上げ、慈しんでもらえたような気がしました。
主人公達と同世代でなくとも共感を得る作品だと思いました。
(本と文具のBSさんわ 山田由樹さん)
★中高生のみなさんが、ひたむきに生きていく姿に、胸に熱い気持ちが込み上げました。
心に多くのきらめきが流れる青春小説。最高でした!
(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)
★仲間とともに大きなことに挑戦した子どもたち。
彼らがやりたいことを実現できるよう、サポートし続けた大人たち。
それぞれの姿に胸が高鳴った物語。
(SuperKaBoS鯖江店 峯森和代さん)
★ザ・青春ですね。ラストの五島の別れのシーンはこちらでは毎年恒例の年中行事のようなもので、
五島民としては自分のことのように感じられました。
(オックスフォード福江店 山本 聡さん)
★「やりたいこと」に手を伸ばした彼らがとても輝いて見えました。
コロナ禍でも「青春」を諦めなかった姿には本当に励まされます。
年齢も立場も違うのにものすごく感情移入してしまいました。
(文苑堂書店福田本店 一杉亜津子さん)
★葛藤や選択をしないで済んだ世界はどこにもない。それでも、「大丈夫だよ」と言ってあげたくなった。
登場人物たちに思いを馳せながら星空を見上げたくなる、そんな読後感の小説だった。
(紀伊國屋書店上智大学店 石澤可菜子さん)
※「この星通信」より抜粋
『この夏の星を見る』について
◆あらすじ
2020年春、コロナ禍で登校や部活動が次々と制限される中、全国の中高生は複雑な思いを抱えていた。茨城県の高校二年生、亜紗(あさ)。渋谷区の中学一年生、真宙(まひろ)。長崎県五島列島の旅館の娘、円華(まどか)。それぞれに天文活動に出会った生徒たちは、オンライン会議を駆使して、全国でつながっていく。望遠鏡で星をつかまえるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」開催の次に彼らが狙うのは――。
コロナ禍でままならない思いをしたすべての人に贈る感動作!
★「この星」3つの注目ポイント
※「この星」は本書の略称です。イラスト:スカイエマ
1.コロナ禍
『この夏の星を見る』の物語は2020年春、新型コロナウイルス流行によってイベントや部活動が制限されていた時期から幕を開ける。未知の感染症だからこその不安や葛藤、行き違いの中で少年少女はどんな風景を見るのか。
2.天体望遠鏡
作中では17世紀後半に発明された筒のない「空気望遠鏡」、高さを変えずに横から覗き込むことができる「ナスミス式望遠鏡」など様々な望遠鏡が登場。亜紗たちは自作の望遠鏡作りに挑む。
3.スターキャッチコンテスト
自作の天体望遠鏡で星を見る活動。制限時間内にどれだけ多くの星を見つけられたか(キャッチできたか)を競う。日本各地に散らばった中高生たちは、スターキャッチコンテストを通じて、さらに大きな目標を捉えるが――。
◆書誌情報
作品名:この夏の星を見る
著者名:辻村深月
発売日:2023年6月30日(金)★電子書籍同日配信
定価:2,090円(本体1,900円+税)
頁数:488頁
装丁:アルビレオ
装画:スカイエマ
体裁:四六判上製 単行本
ISBN:9784041132166
発行:株式会社KADOKAWA
初出:北海道新聞、東京新聞、中日新聞、西日本新聞、河北新報、山梨日日新聞の各紙に2021年6月から2022年11月まで順次掲載
★作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322208000289/
著者紹介
辻村深月(つじむら・みづき)
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で直木三十五賞を受賞。18年には『かがみの孤城』で本屋大賞第1位に。主な著書に『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』『ハケンアニメ!』『島はぼくらと』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『噓つきジェンガ』などがある。