角川文庫では10年ぶりの登場となる、「巷説百物語」シリーズ。
2022年には本作単行本で
第56回吉川英治文学賞を受賞し、『後巷説百物語』での
第130回直木賞、『西巷説百物語』での
第24回柴田錬三郎賞と合わせ、
史上初となる同一シリーズでの文学賞三冠となりました。
また、今年は京極夏彦先生の作家デビュー30周年記念イヤーです。
デビューから今日まで文芸の最前線を走り続ける、京極作品の魅力をぜひ『遠巷説百物語』でも味わってみてください!
▼あらすじ
盛岡藩筆頭家老にして遠野南部家当主の密命を受けた宇夫方祥五郎は、巷に流れる噂話を調べていた。
郷が活気づく一方で、市場に流れる銭が不足し困窮する藩の財政に、祥五郎は言い知れぬ不安を感じる。
ある日、世事に通じる乙蔵から奇異な話を聞かされた。
菓子司山田屋から出て行った座敷童衆、夕暮れ時に現れる目鼻のない花嫁姿の女、そして他所から流れて迷家に棲みついた仲蔵という男。
祥五郎のもとに舞い込む街談巷説、その真偽は――。
ハナシは、やがて物語になる。どんどはれ。
〈巷説百物語〉シリーズの集大成!
角川文庫『遠巷説百物語』発売に合わせ、既刊『巷説百物語』『続巷説百物語』『後巷説百物語』『前巷説百物語』『西巷説百物語』(角川文庫)も新カバー版で登場します!
20年以上書き続けられ、前代未聞の文学賞三冠を達成した「巷説百物語」シリーズ。
色褪せぬ魅力を持つ本シリーズを、新しいカバーでもぜひお楽しみください。
新カバー版は2月中旬以降、全国の書店にて順次発売予定です。
※カバーの切り替えタイミングやお取り扱い状況は店舗により異なります。
- 新カバー版登場記念! 妖怪との写真が撮影できる、ARフォトフレーム配信中!
「巷説百物語」シリーズ、新カバー版登場と『遠巷説百物語』発売を記念して、
京極夏彦先生画の妖怪フォトフレームをKADOKAWAアプリにて配信中です。
指定のARマーカー(「巷説百物語」シリーズの新カバー)をKADOKAWAアプリで読み取ると、作品に登場する妖怪のARフォトフレームが表示され、お好きな背景と一緒に撮影ができます。
文庫最新刊の『遠巷説百物語』を読み取ると京極先生が出現し、ツーショット風写真が取れるかも……?
妖怪のARフォトフレーム 撮影例
お手元で、妖怪や京極先生との写真撮影をぜひお楽しみください!
【ARフォトフレームの遊び方】
①App store、Google Playで「KADOKAWAアプリ」をDL
(下部バーの検索で「KADOKAWA」と入力すると出てきます)
②アプリを開いて「巷説百物語AR」キャンペーンバナーをタップ
(「ログインせずに利用する」でもARは使用できます)
③「ここをタップしてARであそぶ!」をタップ
④「マーカーをスキャン」をタップ
⑤枠内に収まるように「巷説百物語」シリーズの新カバーを撮影
⑥ARフォトフレームが表示されるので好きなものと一緒に撮影!
(左右にスワイプすることで別のフレームが表示されます)
詳しくはKADOKAWAアプリ内のフェアページをチェック!
▼アプリダウンロードはこちらから
https://promo.kadokawa.co.jp/kadokawa-app/
- 直筆サイン本と名台詞短冊が当たる! 「#巷説百物語AR」Twitterキャンペーン実施!
ARフォトフレーム配信を記念し、妖怪との写真を投稿すると豪華プレゼントが当たる、Twitterキャンペーンを実施中です。
サイン本に加え、京極先生に巷説シリーズの名ゼリフを直筆いただいた短冊をプレゼント。
お好きな景色や作品との投稿をお待ちしています!
<応募方法>
①文庫新カバー版「巷説百物語」シリーズを購入し、ARマーカーを読み取る
②Twitterの角川文庫編集部公式アカウント(@KadokawaBunko)をフォロー
③読み取ったARフォトフレームを使ってお好きな景色等と一緒に写真撮影
④注意事項を確認して、撮影した写真をハッシュタグ「#巷説百物語AR」付きでツイート!
<プレゼント>
①京極夏彦先生直筆サイン入りの「巷説百物語」シリーズ(全6冊) 角川文庫
※『巷説百物語』『続巷説百物語』『後巷説百物語』『前巷説百物語』『西巷説百物語』『遠巷説百物語』
②京極夏彦先生直筆の名ゼリフ短冊
上記①②のセットを抽選で3名様
<応募締め切り>
~2023年3月31日(金)23:59 ツイート分まで
▼「#巷説百物語AR」Twitterキャンペーン詳細ページ
https://kadobun.jp/news/campaign/entry-47560.html
▼角川文庫編集部公式Twitter
https://twitter.com/KadokawaBunko
- 文庫『遠巷説百物語』発売&作家デビュー30周年記念朗読イベントが開催!
今年は京極夏彦先生の作家デビュー30周年記念イヤー。
文庫『遠巷説百物語』の発売も記念し、
ゲストに宮部みゆきさんを迎えた朗読イベントを開催いたします!
撮影:森 清 撮影:ホンゴユウジ
▼開催概要
日時
・2023年3月5日(日) 15:00~16:30(開場・受付開始14:00~)
場所
・ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールA
出演者
・京極夏彦
・宮部みゆき
ここだけの記念特典がついたチケットも好評発売中です!
チケット種別などの詳細は発売ページにてご確認ください。
▼チケット発売べージ
https://t.livepocket.jp/e/ng50i
※販売期間
特典付きチケット:2023年2月1日(水)12:00 〜 2023年2月19日(日)23:59
会場参加チケット:2023年2月1日(水)12:00 〜 2023年2月28日(火)23:59
『遠巷説百物語』
江戸末期の遠野で、化け物退治が開幕!
【第56回吉川英治文学賞受賞作】
2023年2月24日(金)発売!
著者:京極夏彦
定価:1,056円(本体960円+税)
レーベル:角川文庫
発行:株式会社KADOKAWA
シリーズ最終章『了巷説百物語』が、お化け好きに贈るエンターテインメント・マガジン「怪と幽」にて好評連載中!
▼詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322207000254/
▼ご予約はこちらから
https://www.amazon.co.jp/dp/404113109X
京極夏彦(きょうごくなつひこ)
撮影/森 清
1963年北海道生まれ。
小説家・意匠家。 94年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより平成28年遠野文化賞を受賞、『遠巷説百物語』で第56回吉川英治文学賞を受賞。様々なジャンルで読者を魅了しつづけている。