株式会社KADOKAWA(本社: 東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、2023年2月22日(水・祝前日)に「商人としての編集者」と題した現役編集者2名がノンフィクション系書籍の企画発想方法について語るオンラインセミナーを開催します。
ちょうど1年前に開催し、好評を博したセミナー「商人としての編集者」が復活します。前回は書籍装丁をテーマに、100名弱の参加者を集めました。1年ぶりとなる今回は書籍企画の立案術。どんなメディアに触れていて、どのようなテーマから、どんな書籍企画を発想するのか。
前半は企画立案の概論を話しながら、後半では岸山・菊地両名が同じ日付の新聞や雑誌を読みながら、互いに企画を発想・プレゼンし合います。書籍内容だけでなく、想定ターゲットなどの販売面をどのように設計して仮説を組み上げるのか、という点にも触れていく予定です。
聞き手は変わらず菊地悟、スピーカーは前回同様に岸山征寛。ノンフィクション作品をメインに手掛ける編集者で(現在は角川新書編集長でもある)、担当作が大宅壮一ノンフィクション賞、城山三郎賞、司馬遼太郎などを受賞した、まさにベストセラー編集者と企画立案術について語り合います。
・著者に「何でもいいから書いてください」と言わないために
・編集者として自分の強みをどのジャンルに設定するのか
・テーマから考えるか、著者から考えるか
・タイトルはどのタイミングで考えている?
・「そのテーマは興味がない」と著者に言われたら
・企画立案時にどこまで販売面のことを考えているか
・「いま話題になっている事」に引きずられず、企画が古びないようにするには
・1つのメディアを見ながらノンフィクションの書籍企画を考えてみよう ほか
<申込みはこちらのサイトから>
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01rv5m4ph9t21.html
※本講演はビデオ通話アプリ「Zoom」(無料)を使ってオンラインにて配信します。必ず事前にパソコンやスマホからZoomのインストールおよび会員登録をお願いいたします。
※本講演のZoomのルームURLはご本人様のみ有効です。第三者への貸与、譲渡、コピーは禁止です。リンクの共有などを行なった場合、ご自身の視聴権利がなくなるだけでなく、法的措置を取らせていただくこともございます。ご注意ください。必ずご購入したご本人様のみがご利用いただきますよう、お願いいたします(払い戻しはいたしません)。
※アーカイブ配信はございません。必ずライブにてご視聴ください。また、ご視聴のためのルームURLは「2月15日以降」にパスマーケット経由のメールにてお知らせいたします。
岸山 征寛(きしやま ゆきひろ)
株式会社KADOKAWA 教養・生活文化統括部 角川新書編集長
書籍編集者。1980年千葉県船橋市生まれ。神奈川県立相模原高校卒業後、一橋大学社会学部入学。2004年KKベストセラーズに入社。書籍編集部に配属。『六星占術によるあなたの運命』(著:細木数子氏)チームの一員となりつつ、学術ノンフィクション(以後、NF)を作りたいので佐藤優氏、大澤真幸氏、森達也氏らにアプローチ。07年に占いと自己啓発のない世界を求め、角川書店(当時)に転社。主に文芸書を担当しつつNFも作り続け、14年からは新書・NFをメインに。新書の主なベストセラー作品は10年『デフレの正体』(著:藻谷浩介氏/50万部/新書大賞2011第2位)、13年『里山資本主義』(著:藻谷浩介氏・NHK広島取材班/40万部/新書大賞2014第1位)など。単行本の主な受賞作品は18年『八九六四』(著:安田峰俊氏/第50回大宅壮一ノンフィクション賞、第5回城山三郎賞)、19年『狼の義 新 犬養木堂伝』(著:林新氏・堀川惠子氏/第23回司馬遼太郎賞)など、担当作品の受賞数は10個を超える。15年には三省堂書店京都駅店で岸山フェアが開催された。20年より現職。
菊地 悟(きくち さとし)
株式会社KADOKAWA 教養・生活文化統括部 新書ノンフィクション課編集長
©蛭子能収
PRSJ認定PRプランナー。1980年山形県村山市生まれ。山形県立山形東高等学校卒業後、横浜市立大学商学部経営学科入学。2004年角川書店(当時)入社。販売部に配属され、書籍及び新書の販売企画・マーケティングを手掛ける。09年の角川つばさ文庫創刊にともない、事業計画立案や宣伝・販促プロモーション分野を担当。10年に書籍編集部に異動し、11年新書『信頼する力』(著:遠藤保仁/11万部)、12年単行本『上昇思考』(著:長友佑都/25万部)、13年新書『自律神経を整える「あきらめる」健康法』(著:小林弘幸/20万部)などを手掛ける。13年、角川EPUB選書の立ち上げを副編集長として経験したのち、角川oneテーマ21副編集長、角川新書編集長などを経て現職。2017年1月に刊行した『うつヌケ』(著:田中圭一)は単行本編集時より担当、主にプロモーション分野を手がけて34万部となり(電子書籍含む、2018年3月現在)、同書タイトルはユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされた。