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『九頭竜館の殺人』『何度だって青い月に火を灯した』など、人気マーダーミステリー作品を手掛けるグループSNEがKADOKAWAとタッグを組み、新たなマーダーミステリーシリーズを立ち上げます。
本シリーズは、一作ごとに大きくテーマを変え、物語とゲームシステムが融合した仕掛け(ギミック)を用意し、プレイヤーを驚愕させます。その第2弾となるのが、1990年代の日本の地方都市を舞台にした、田舎町に住む若者たちが「これから起きる幼なじみの死」を防ぐためにタイムリープを繰り返し、事件の真相に迫る青春SFミステリーだ。
プロット・総監修は『九頭竜館の殺人』など多数のマーダーミステリー作品を手掛けた秋口ぎぐる、執筆は『わたしの旦那はタイムトラベラー(富士見L文庫)』などの森川秀樹が担当。
さらに『STEINS;GATE 円環連鎖のウロボロス(富士見ドラゴンブック)』などを手掛けた海羽超史郎がSF監修を務めている。イラストレーターは小説『僕たちにデスゲームが必要な理由(メディアワークス文庫)』などの挿絵や音楽関系のイラストなど幅広く活躍するLOWRISE。盤石のスタッフ陣が満を持して贈る、7人の男女の夏の青春物語をあなたも体験してみよう!
<マーダーミステリーとは?>
「マーダーミステリー」とは、最近アナログゲーム界隈で流行しているゲームジャンルで、プレイヤーが事件の登場人物(キャラクター)となり、証拠を集めて犯人を捜すゲーム。
プレイヤー全員が事件の容疑者で、その中にいる犯人を捜す推理ゲームであるとともに、キャラクターになりきるRPG(ロールプレイゲーム)の要素もある。例えるなら「人狼系ゲーム」+「RPG」ゲームと言える。現在では全国に20店近い専門店がオープンし、同人作品を含め約800作品がリリースされている。先日開催された国内最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2022秋」でも、商業、同人を含めた各社の作品を集めた「マーダーミステリー」専用のブースが開設された。
幼馴染みの死を回避するため
ある夏の日を繰り返す青春SF系ミステリー
『ご町内の皆さま、おはようございます。本日、8月18日は、夏祭りの開催日です――』
町内放送が響く中、幼馴染みの7人の男女は、商店街にある喫茶店で数年ぶりに顔を合わせていた。仲間内のリーダーが言う。「今夜、直墨が殺される――」
舞台は1990年代の地方都市。夏祭りの夜、田舎町に住む若者たちが、「これから起きる幼馴染みの死」を防ぐため、タイムリープを繰り返し、事件の真相に迫る!
柏木 琉青(かしわぎ りゅうせい)
男性。24歳。町内でデイケアサービス会社を経営。直墨とは元クラスメイトで親友。
小林 みどり(こばやし みどり)
女性。24歳。大学進学を機に上京。現在は写真週刊誌の編集部に勤務。直墨の元恋人。
五十嵐 桃花(いがらし ももか)
女性。18歳。高校生。派手なファッションや金髪が目を引く。父親は町長の五十嵐守。
富永 一茶(とみなが いっさ)
男性。18歳。高校生。高校では生徒会長を務める秀才。母親のつぐみは地元の総合病院の院長。
柏木 蒼(かしわぎ あおい)
男性。18歳。高校生。柏木琉青の弟。地元を愛しており、兄に替わって実家の農業を継ぐつもり。
乾 茜(いぬい あかね)
女性。18歳。高校生。物静かで内向的。祖母が営むたばこ屋を手伝っている。
辻 黄之介(つじ こうのすけ)
男性。18歳。高校生。ケンカに明け暮れる乱暴者。小学校時代は優等生だった。