このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計2作品を10月7日(金)に発売いたします。東日本大震災以降、日本列島は火山噴火や大地震がいつ起きてもおかしくなくなった。備え方、生きる術を渾身の思いで伝えた、京都大学で人気を博した教授による白熱の最終講義『揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義』(鎌田浩毅)、敗戦間もなく、極秘の戦争検討会議が行われていた。海軍は敗北とその原因をどう受け止めていたのか? 海軍反省会の原点にして決定的資料の復刊『海軍戦争検討会議記録 太平洋戦争開戦の経緯』(編:新名丈夫)が登場! ぜひこの機会にお手に取りください。★最新情報を発信中! 角川新書公式Twitter:@kadokawashinsho
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
『揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義』鎌田浩毅
『海軍戦争検討会議記録 太平洋戦争開戦の経緯』編:新名丈夫 |
【各作品概要】
『揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義』
日本には111の活火山があり、そのうち20はいつ噴火してもおかしくないスタンバイ状態だ。この荒ぶる大地で生きるために、私たちが心得ておくこととは。京都大学で人気講義を行った教授による白熱の最終講義。
[著者プロフィール] 鎌田浩毅(かまた・ひろき)
1955年、東京都生まれ。京都大学名誉教授、京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授。筑波大学付属駒場中学校・高校を経て、79年東京大学理学部地学科卒業。通商産業省(現・経済産業省)主任研究官、米国内務省カスケード火山観測所上級研究員を経て、97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士(東京大学)。専門は火山学・地球科学、科学コミュニケーション。テレビや講演会で科学を明快に解説する「科学の伝道師」。京都大学の講義は毎年数百人を集め、学生の人気を博した。本書のもとになった「京都大学最終講義」はYouTubeで公開されており、再生回数は89万回超。著書に『富士山噴火と南海トラフ』(ブルーバックス)、『首都直下地震と南海トラフ』(MdN新書)『火山噴火』(岩波新書)、『地球の歴史』『理科系の読書術』(ともに中公新書)、『やりなおし高校地学』(ちくま新書)、『理学博士の本棚』(角川新書)など多数。
定価:本体940円+税 / 頁数:288ページ
詳細:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322106000624/
『海軍戦争検討会議記録 太平洋戦争開戦の経緯』
日本はなぜ必敗の太平洋戦争に突入したのか? 生き残った海軍最高首脳者たちは、敗戦早々、極秘の戦争検討会議を行っていた。出席者は永野修身元帥、井上成美大将以下、29名。秘密の特別座談会の記録、全公開。
[著者プロフィール] 編者:新名丈夫(しんみょう・たけお)
ジャーナリスト。明治39(1906)年香川県高松市に生まれる。昭和56(1981)年没。慶應義塾大学法学部政治学科卒、昭和7(1932)年東京日日新聞(現・毎日新聞)入社。昭和19(1944)年2月23日、東條英機首相の施策を「竹槍では間に合わぬ」の記事で批判、激怒した東條により陸軍に懲罰召集された。これを竹槍事件という。海軍などの助力で召集は解除され、海軍報道班員となる。昭和36(1961)年以降文筆生活に入り、政治・軍事・科学・歴史にわたって評論を書く。著書に『政治 この事実を黙って見のがせるか』『太平洋戦争』など。編書に本書がある。
定価:本体1,000円+税 / 頁数:296ページ
詳細:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322012000793/