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「武蔵野の空想キメラ」壁面アート展示のお知らせ

ところざわサクラタウン2階のガラス面に、2024年5月3日(金祝)より「武蔵野の空想キメラ」壁面アートを展示します。どんなモチーフが隠れているか、宝さがしのように見つけて楽しんでください。


武蔵野の空想キメラ

武蔵野の空想キメラ

2024年3月17日に角川武蔵野ミュージアムで開催した絵画ワークショップ「シュルレアリスムの遊びで武蔵野の空想キメラを作ろう!」で子どもたちが制作した絵画を使って、現代アーティストの原倫太郎さん+原游さんが、巨大な壁面アートを制作しました。


絵画ワークショップのようす

絵画ワークショップのようす

シュルレアリスムは「超現実主義」という意味を持ち、第一次・第二次世界大戦時のヨーロッパで展開された総合芸術運動です。まるで夢の中にいるような、独創的な世界を描き出したシュルレアリストたちが考え出した、リレー形式で共同制作を行う芸術の遊び「優美な死骸(仏語:Cadavre exquis)」に、子どもたちがワークショップを通して挑戦。参加者全員で「武蔵野にいたら面白いなあ」と思う空想の生き物・キメラを頭、体、足の順に考え、そのキメラが自由に生きる武蔵野の世界を、原倫太郎さん+原游さんが巨大絵に描きました。

シュルレアリスムには「異質なもの同士の偶然の出会いが美しい」という思想があります。武蔵野を舞台に、シュルレアリスムの代表作家であるサルバドール・ダリ 、ルネ・マグリット、ジョルジョ・デ・キリコと、子どもたちの作品が、違和感を持ちながらも出会う場面が描かれています。また、絵を細かく見ると、江戸から循環型農業が盛んで、日本で初めて飛行機が飛んだ所沢のモチーフ(ほうれん草、飛行機、武蔵野うどん、焼き団子等)と、ダリたちへのオマージュに溢れています。


展示期間

2024年5月3日~終了日未定

展示場所

ところざわサクラタウン2階

アーティスト紹介:原倫太郎+原游


原倫太郎、原游

インスタレーション作家の原倫太郎と画家の原游によるアーティスト・ユニット。体験できるアートを標榜に、老若男女が遊んで楽しめる間口の広い作品を多く制作している。 主な展覧会に「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「北アルプス国際芸術祭」「瀬戸内国際芸術祭」「六本木アートナイト」など。2008年「文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門奨励賞受賞。

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