ニュースリリース
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下KADOKAWA)は、株式会社サステナブルパビリオン2025(本社:東京都品川区、代表取締役社長:木村匡孝、以下サステナブルパビリオン2025)への出資を行いましたので、お知らせいたします。
サステナブルパビリオン2025は、大阪・夢洲(ゆめしま)にて開催予定の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、メディアアーティスト・落合陽一氏がプロデューサーを務め「いのちを磨く」をテーマとしたシグネチャーパビリオン「null²」で展開するコンテンツを、万博の会期後も継続的に活用していくことを⽬的として設立されました。
サステナブルパビリオン2025は、この資金調達により、パビリオンのコンテンツのひとつでもあり、同社が手がけるデジタルIDと物理的IDが一体となった究極のID基盤(型)「Mirrored Body®」の開発拡大と、そのプラットフォーム構築の事業を加速していきます。
※大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」
「Mirrored Body®」は、最先端のブロックチェーン、AI技術を⽤いた複製や代替が不可能なデジタルヒューマン型ID基盤です。自分の分身とも言えるデジタルヒューマンにさまざまな情報を紐づけることによって、デジタル・フィジカルの垣根なく人の体験できる時間や空間を拡げ「もっと自分を、新しい自分を生きる」ことが可能になります。
※「Mirrored Body®」は、株式会社サステナブルパビリオン2025の登録商標です。
大阪・関西万博において落合陽一氏がプロデュースする、デジタルとクリエイティブが融合したシグネチャーパビリオン「null²」とID基盤事業「Mirrored Body®」に対する将来性、および、サステナブルパビリオン2025が手がける事業と当社グループ事業の戦略的な連携の可能性を評価し、サステナブルパビリオン2025への出資決定に至りました。
今後は、テクノロジーを駆使できるクリエイティブな人材育成や展示企画の検討など、サステナブルパビリオン2025と連携した事業展開を模索してまいります。
<落合陽一氏コメント>
KADOKAWAの出資に対し、深く感謝します。我々のプロジェクトは、デジタルとフィジカルの境界を超えた世界で「もっと自分を生きる」「新しい自分を生きる」ことを可能にする「Mirrored Body®」という究極のIDプラットフォームを構築することを目指しています。この出資により、我々はKADOKAWAの持つクリエイティブ力とデジタル技術力を活用して、より広帯域の体験や表現を可能にすることができると確信しています。
<KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 CEO 夏野剛コメント>
「Mirrored Body®」の企画に参画できることを大変嬉しく思います。社会全体がデジタル化、IT化する中で、空想と現実、創造性と事業開発の差は急速に小さくなっています。デジタルと物理的なIDが一体となる「Mirrored Body®」が実現する世界では、デジタルとリアルが真に融合した、まったく新しい形のエンターテインメントやクリエイティブが生まれてくることでしょう。KADOKAWAが「Mirrored Body®」を支援することで、クリエイターたちの創造力と想像力をさらにかき立て、日本全体のクリエイティビティが上がっていくことを望んでいます。
サステナブルパビリオン2025は、デジタルとフィジカルの垣根を越えて、人の体験できる時間や空間を拡げ「もっと自分を、新しい自分を生きる」ことを可能にする“究極のID基盤”である「Mirrored Body®」を開発しています。デジタルヒューマンの概念を進化させる「Mirrored Body®」の仕組みや技術を標準化し、あらゆる人が社会的に活用できるプラットフォーム構築の実現に取り組んでいます。
サステナブルパビリオン2025について:https://sp-2025.com/
出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育、ところざわサクラタウンを中心としたIP体験施設の運営など、幅広い事業を展開する総合エンターテインメント企業です。優れたIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、さまざまな形で世界に届ける「グローバル・メディアミックス」戦略を、テクノロジーの活用により実践しております。
https://group.kadokawa.co.jp/
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