KADOKAWAでは、従業員のモチベーションを上げ、クリエイティビティがより発揮されるような環境づくりに積極的に取り組んでおります。KADOKAWAでは直属の上司の意向に縛られないフリーエージェント型の異動制度を導入し、業務時間の一部を別の部署での仕事に充てる兼務も推奨するほか、部署横断的なプロジェクトを発案して立ち上げることもできます。そして、社内では経験できないような仕事に、副業で取り組むことも奨励しています。
従業員が希望する部署のポジションへ応募しマッチングを図る制度。(株)KADOKAWA正社員および制度への参加表明をしたグループ会社の正社員が対象。2021年度から実施。
20代
事業管理から文芸編集者
20代
営業からコミック編集者
30代
宣伝からWEB媒体編集者
30代
WEBディレクターから海外事業
40代
サイト運営から施設管理
40代
営業からデジタル事業
50代
法務から校閲
これまでとは違う職種にチャレンジする方も多くいらっしゃいます。
社内アンケート(2023年1月実施)によると、フリーエージェント型異動制度を利用・応募する際に、ほかの人事制度や手段で検討したものとして【退職・転職】を検討された方が42.9%いました。従業員のモチベーションを上げることで、制度により一定の人材流出の防止にもつながっていることがうかがえます。
全従業員を対象に、働き方の選択肢を広げ、自発的なキャリア形成を支援する制度。
従業員自らが挑戦的、中長期的、もしくは部署横断的なプロジェクトを提案し、チームを組成して実現を目指すとともに、プロジェクトメンバーを社内から募る制度。KADOKAWAグループでは、新規事業や業務改善を従業員がオープンかつ自律的に提案する仕組みを設けています。
KADOKAWAグループの従業員が社長へダイレクトに意見や質問を送ることができるオンラインフォーム「夏野社長への意見&質問BOX」への投稿をきっかけに、「今こそ戦争について、考えよう」をキーメッセージとして、戦争について考え続けること、考えることをやめないことを広く提案する取り組みを2022年に実施。グループ直営の総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」で、『はだしのゲン』をはじめとするグループ発行の戦争関連書籍9点を無料配信するキャンペーンなどが実現しました。