世界中の知見・ノウハウを吸収し、
世界があっと驚く
ビッグプロジェクトを
動かす。

03 03

古屋弘信

海外事業統括部 M&A・アライアンス担当
from Japan

PROFILE:大学院時代はバイオ関連の研究に勤しみ、調査船に乗って世界中の海を巡る日々を送る。修了後は、通信会社に入社。同社在籍中に米国留学も経験しMBAを取得。その後、以前から関心のあったコンテンツ業界を志して、2021年にKADOKAWAへ。現在、M&A・アライアンス担当として各国企業とのパートナーシップ構築に力を注いでいる。私生活では二児の父。休日は家族でのアニメ鑑賞がお決まり。

オリジナリティ溢れる価値を、
世界に届けたいと思った。

前職は通信会社。営業企画や経営企画部門で、世界各国の通信会社とのアライアンス構築や海外スタートアップ企業への投資、資金調達、中期経営計画策定などのプロジェクトに携わっていました。仕事はグローバルが舞台で、スケール感もあり面白かった。充実した日々でした。しかし12年ほど勤めたある日、こんな欲求が湧いてきたのです。「通信というサービスは、重要なインフラとして社会に必要不可欠なもの。それを提供する仕事には相応の使命感を覚える一方で、他社との差別化が難しいというジレンマも」。そして、「自分にしか、あるいは自分たちにしか提供できない価値を世界に届ける仕事にチャレンジしたい」と思うようになりました。頭に浮かんだのがコンテンツ業界でした。私が手がけてきた通信サービスを通じて世界中を飛び交うコンテンツは実に多種多様で、いろいろな楽しさに満ちています。その業界に飛び込めば、オリジナリティ溢れる価値を提供する仕事ができるはずと考えました。ただ、少しの不安もありました。日本発のコンテンツが世界中で注目されていることはもちろん知っていましたが、KADOKAWAに対してグローバルなイメージを持っていなかった私。前職での経験がどれだけ活かせるだろう・・・という疑問もあったのです。しかし入社してすぐ、その不安は杞憂だったとわかります。

世界中の名だたる企業と
タッグを組み、
世界的ムーブメントの
源泉をつくる。

世界各国・各地域に早くから自社拠点を設置し、世界中の有力企業ともすでに多様なアライアンスを組んでいる。KADOKAWAの海外展開がこれほどまでに戦略的に進んでいたとは、正直驚きでした。グローバルにおけるKADOKAWAの可能性は、未来を想像するとワクワクするほど膨らんでいるのです。既存拠点があるエリアの伸びしろはまだまだ大きいし、欧州はもちろん、東南アジアなどの爆発的な経済発展を控えている地域での新たな拠点展開も視野にある。ここならば想像以上にダイナミックな仕事ができると、入社してすぐに確信できましたね。実際に私は今、M&A・アライアンス担当として海外企業とのパートナーシップなどを構築していく仕事に従事していますが、世界中の様々な企業との協働を模索する案件が次から次へと飛び込んできており、“コンテンツ×グローバル”という領域の著しい成長性とKADOKAWAの世界的注目の高まりを実感しています。具体的に手がけるプロジェクトも、世界トップ10に入るような時価総額を持つ企業との資本提携や数百億円規模となる資金調達実現など、手応えがあるものばかり。先日は、『ELDEN RING』や『DARK SOULS』といった世界的大ヒットゲームを生み出しているグループ会社 フロム・ソフトウェア社のグローバル展開加速のため、ソニー社とテンセント社(中国)から約364億円という資金調達を果たすことができました。

世界中の知見・ノウハウが
ここにぎゅっとつまっている。

KADOKAWAには、グローバルビジネスをスピーディに進めていける環境も整っています。現在の私の在宅ワーク率は約9割で、勤務時間もフルフレックス。海外との打合せや交渉は、日本時間で早朝や夜間になることもありますが、フレキシブルな環境だからこそ迅速に、そして無理なく取り組めます。私もそうですが、小さなお子さんがいる同僚も多く、自由度高く働ける環境は国籍問わず喜ばれていますね。そして何よりの魅力は、“人”です。KADOKAWAには、国籍も前職も様々な人が集まっています。各分野のエキスパートが揃っていますので、仲間から学ぶことも多いのです。様々な業界、様々な企業、様々な国の知見・ノウハウがぎゅっと濃縮されているのが、KADOKAWA。ここで働くことは本当に刺激的ですし、自分自身の成長を大きく加速させてくれています。
コンテンツは、これからの日本経済にも大きなインパクトを与える重要な産業だと考えています。グローバル競争のなかで多くの日本企業が苦戦を強いられるなか、日本発コンテンツの勢いは本当にすごい! またメタバースなどの新技術・新領域を積極的に吸収していく業界でもありますから、今後も変化と進化の連続で飽きることもないでしょう。グローバルビジネスを手がけるうえで、今もっとも可能性に溢れているのがコンテンツ業界。そして、そのなかでも最もダイナミックに仕事ができるのは、他でもないこのKADOKAWAだと、私は思っています。

※記事内容は、取材当時(2022年9月)のものです。

ONE DAY とある1日の過ごし方

  • 07:00

    起床

  • 08:00

    朝食

  • 09:00

    自宅でリモートワーク開始

  • 10:00

    海外の提携候補先とのWEB会議

  • 11:00

    提携候補先から開示された資料の確認

  • 12:00

    昼食、休憩がてら子供の世話(プラレール作りのお手伝い)

  • 13:00

    新規案件の概要資料更新

  • 14:00

    プロジェクトの推進に関連するSlackでのやりとり

  • 15:00

    プロジェクトに関連するタスク、進捗状況確認

  • 16:00

    上司との1on1(各案件の状況共有、相談)

  • 17:00

    プロジェクトの定例ミーティング

  • 18:00

    家族と夕食

  • 19:00

    子供達とお風呂、洗濯

  • 20:00

    リモートワーク再開、提携候補先へのメール

  • 21:00

    リモートワーク終了

  • 22:00

    子供達の遊んだ部屋の片付け、風呂掃除

  • 23:00

    自宅防音室にてピアノ練習
    (ショパンのエチュード、バラードなど)、就寝